開港以来、ヒトとともにモノの入り異国文化が増えていった港町「神戸」
洋菓子やコーヒーが今や日常の嗜好品になった今日、様々なお店が立ち並んでいます。
そんな中気軽に食べに行ける価格帯の1つでもある「カレー」、そしてキーマカレー。
今回は元町駅にあるキーマカレー屋さん「元町通り3丁目」をご紹介します。
カレーの文化
その前にカレーの文化の紹介を。
なぜならカレーに必要なスパイスの輸入量も神戸は全国でかなり高く、カレーと神戸は切っても切れない縁といってもいいくらいなんです。
そんなカレーはインドの食べ物というのは多くの人が知っています。
しかし今カレーと呼ばれている食べ物とインドでカレーと認識されている食べ物がまったく違うもの。
インドで言う「カレー」とは香りのよい美味しいものを意味する語源から来ていて、現在のカレーを意味する言葉ではありませんでした。
カレーという言葉自体は西洋人が初めて使いはじめ、そこから世界各地へ広がって行きましたが、日本のカレーの歴史は明治以降に広まった比較的歴史の浅い食べ物です。明治維新で港が開港されてからですね。
しかしながら現在では日本の食生活にはなくてはならない料理の一つとして定着しています。
いま日本で主流になっているとろとろのカレーはヨーロッパのカレーが元となっており、また日本は日本でカレーパウダーからカレールウと移り変わり独自の食文化が進んで行きました。
今では各地域で味や種類がことなる、多種多様な種類ができているのが日本のカレーの文化です。
元町通り3丁目のキーマカレー
そんなカレー屋さんですが、神戸市にもけっこうカレー屋さんが乱立しており、いろんな味のカレーが楽しめます。
ナンカレーのお店もあれば辛さを高めたカレーに、そこまで辛くないのに美味しいカレーだったり。
都市部の三宮にも地下街に多数(ぷりずむとか)、隣町の王子公園(カラピンチャとか)や六甲道(クローバーとか)にも美味しいカレー屋さんがあります。
そして今回の「元町通3丁目」。
まず店名がおどろき!
まんま住所が店名!
場所が分かりやすい。最初に見た時どれが店名か全然わかりませんでしたが。
そしてメニュー。
1品だけです。「神戸キーマカレー」のみ。
ただ…普段食べた事があるような普通のキーマカレーと思って注文したらまったく想像と違うカレーがでてきます。
個人的にキーマカレーって水気が飛ぶまで炒めたひき肉のカレー。
しかし出てきたカレーはカレーっぽいキーマカレー。
そして肝心の味は辛すぎず旨味は溢れていて、美味しい。
ルーは、小麦粉などが使われていないのかみずみずしくさらっとしていて、
牛すじ?柔らかく煮こまれた肉は簡単に噛み切れて食べやすく、
ここは本当に美味し。
あとこれはメニューになかったので、たまたまなのか、標準のサービスなのか、店主のお姉さんのご好意なのかわかりませんが、
ごはん、カレー、上のねぎ、全部おかわり自由っぽいです。
これなんで「ぽい」なのかというと、
カレーを出してもらった際にお姉さんが「おかわり言ってくださいね。」と言われ、
私が行ったときに入り口付近のコワモテの男性陣がおかわりをされていたのをみて私もしたんですが、値段は変わらずだったから。ですので確認してません。
ただ店主さん一人で切り盛りしているっぽく、また常時満席だったのでおかわりは気が引けましたね。
値段は650円。
味は本当に価格以上です。
アクセス
連絡先:078-393-5250
アクセス方法です。
まずおおまかな場所は神戸市の都市部、三宮からやや西寄り。
隣の元町駅とその隣の神戸駅までの間にあります。
・JR元町駅東口改札を出る。
・右に曲がり交番前の横断歩道を渡る。(南側に。神戸大丸の方向)
・広いスクランブル交差点のところまで来たところで右側に元町商店街の入り口が見える。
・元町商店街を約5分〜10分程度歩くとタワーロードと交わる場所につく(お仏壇の浜屋のところ。壁の神戸マップが目印)
・タワーロードの道を右に曲がるとすぐ看板が見える!
とりあえず、
お仏壇の浜屋の角を右!
看板発見!
です。
さいごに
個人的にカレーが好きなんですが、なかなか「こりゃ美味いわ!」ってお店と巡り会えないのがネックです。
たしかに美味しいお店も多々あるんですが、1回いったらもういいやってのが多く、
また行きたいって思って実際にリピートしているカレー屋さんはほんと極わずかです。
元町通り3丁目は小さいお店ですしゆっくりできるお店でもありませんが、一人で気軽に食べに行くにしたら満足できる味だと思います。
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最後まで読んでいただきありがとうございました。