【2023年】神戸まつりのサンバやパレード!今年はいつ?屋台やおすすめは?

神戸まつりは兵庫県神戸市で5月に行われるお祭りです。

 

神戸の中心地でもある三宮駅前を交通規制してメインストリートを渡り歩くパレードが有名で、大勢の人で賑わう数日となってます。

 

神戸市内で活動している軽音楽や吹奏楽、また税関や消防隊などの職員が業務の合間に練習している成果を楽しむ場でもありますが、地産地消を目的とした屋台なども多数出展してます。

 

アメリカのポートランドで毎年開催されるローズフェスティバルを元にしたとも言われる神戸まつりを、由来や見どころ、運行日程や注意点、アクセス方法など、神戸まつりの魅力をたっぷりご案内したいと思います。

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神戸まつりの由来

「神戸まつり」は昭和46年(1971年)に市民参加型の画期的なまつりとして誕生しました。

 

伝統的な「祭り」と比べ歴史の浅い神戸まつりですが、そのルーツは以外に古く、今から80年以上もさかのぼることになります。

 

 

神戸まつりのルーツの一つが「みなとの祭」です。

 

 

第1回みなとの祭が開催された昭和8年(1933年)。

 

アメリカ・ポートランドの関係者からポートランドのローズフェスティバルの話を聞き、これを参考に市民祭として企画した祭と言われています。

 

 

伝統的なまつりと異なり市民創造型の新しいタイプのまつりだったみなとの祭は毎年10月に市内の電飾や国際大行進(パレード)、みなとの女王に選ばれた女性への戴冠式などが行われたと聞きます。

 

 

神戸まつりのもう一つのルーツがカーニバルです。

 

 

昭和42年(1967年)の神戸開港100年祭の一環として「みなとの祭」も例年の10月から5月に繰り上げて盛大に開催されました。

 

その前夜祭として行われたのが「神戸カーニバル」でした。

 

現在の三宮東遊園地を中心に、歌や踊り、仮装などのパレード、芸術家による壁画、若い方達の音楽にあふれた鮮やかな祭典でした。

 

以降、5月の祝日とその前後の2日間に開催されるようになりました。

 

その後「みなとの祭」「神戸カーニバル」を解消し「神戸まつり」として5月の第3日曜日に実施する事になりました。

 

 

それ以降、現在も、そして今年も市民参加のまつりという原点にたちながら、多くの来場者と参加者で盛り上がる神戸を代表するイベントとなりました。

神戸まつりの日程は?

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例年ですと神戸まつりの日程は5月の第3日曜日、なんですが、

2023年は、5月28日(日) に行われます。

 

また関係ないですが当日は戌の日になります。少し歩いて生田神社で安産祈願後に神戸まつりを観覧。

という楽しみ方もできますね!

各地で行われる神戸まつり

神戸まつりは日曜日にメインフェスティバルで大規模なイベントが開催されますが、
前日の土曜日には各区で個別のおまつりが開催されます。

 

それぞれ神戸市の東は東灘区から西は垂水区、西区まで各地で開催。

 

ちなみに2023年の各区の開催場所は…
東灘区:住吉公園(JR住吉駅と阪神住吉駅の間の公園ですね。
灘区:王子競技場前広場(阪急王子公園駅の目の前ですね。
中央区:みなとのもり公園(神戸大橋付近ですね。パレードのスタート地点からもう少し南側の公園です。
兵庫区:湊川公園(地下鉄湊川公園駅すぐにある公園ですね。楠木正成の像がありますね。
北区:鈴蘭公園(西鈴蘭台駅から南に少し歩いたところにある公園ですね。
長田区:若松公園(JR新長田駅すぐにある公園ですね。めちゃでかい鉄人28号が立ってますね。
須磨区:須磨離宮公園(須磨駅からバスでいく、かつての皇室の別荘だった場所ですね。
垂水区:舞子公園(JR舞子駅すぐの公園ですね。明石海峡大橋のふもとです。めっちゃデカいですよね。)
西区:プレンティ広場(西神中央駅の目の前ですね。たまに車の展示イベントもしてますね。

メインはフェスティバル!

もちろん各地のイベントも盛り上がりますが、神戸まつりといったらサンバを含む大規模なパレード。
事前に応募したサンバ教室の方々もいれば、事前募集に応募した素人といったら失礼ですが、一般市民も踊って行進します。
また神戸税関や消防局員・バス職員の方々が演奏する吹奏楽も必見!

 

見どころ1!ミッキーマウス!

フェスティバルパレードに毎年ミッキーが来てくれています!

(画像はドナルドですけどね。ミッキーの写真撮り忘れです。)

 

そもそも神戸カーニバルの流れを組むパレードには毎年70組を超える団体が出演。

 

まつりの原点にもあるように市民の団体もあれば、ディズニーリゾートからミッキーや仲間たちが参加してくれていたり。

 

ちなみにミッキー達を呼ぶために市役所の人がわざわざ東京までお願いしに行ってるみたいですよ!

見どころ2!サンバ!

またパレードの目玉はミッキー達だけではありません。

 

神戸まつりといえばサンバです!

 

華麗なダンスを踊りながら綺麗に整列したサンバチームが行進していく様はいつも多くの人だかりができてます。

 

ベテラン勢(?)になればなるほど衣装が豪華になってきらびやかさが目を見張ります。

 

 

またいくつもの団体が参加していますので何種類ものサンバチームを楽しむことができます。
ちなみにメインストリートとは別にサンバストリートもあり、そこでは常時サンバチームのダンスが楽しめます。

 

こっちも常に人だかりができてますね。

見どころ3!吹奏楽団!

そして神戸まつりには必ず神戸の港や街を守る税関職員や消防隊、警察官等の吹奏楽団も登場します。

 

 

これは私が吹奏楽を聞くのが好きなのもありますが、日々真剣な仕事に取り組んでいる職員たちが勤務時間の合間に集まって、この日のために練習してると思ったらついほのぼのします。

 

見どころ4!路地裏の屋台!

メインストリートでもあるフラワーロード沿いにある東遊園地にもたくさんの屋台が出ていますが、
ちょっと外れた路地裏とかにある屋台が実はおしゃれだったり、地産地消のこのイベント時でないと味わえないものが売っていたりとかしています。

 

以前は大丸の隣の路地裏に外国のバザーに似た屋台群が並んでいたりもしました。

 

 

神戸まつりはパレードばかりが目立っていますが周辺の屋台にも隠れたみどころの一つです。

 

ちなみに屋台の何が楽しいかというと、神戸市にちなんだ地酒コーナーで大人たちがにぎわうところもあれば、
素材の味を活かした洋菓子などを扱っている屋台など、ちまたのお祭りでは目にすることが少ない珍しい
お店が多数並んでいます。

 

過去の経験ですが、メインストリートから離れた大丸近辺に穴場屋台が多く見受けられましたね。

 

神戸まつりに行く場合に注意したい点は?

こんな感じで毎年にぎわう楽しい神戸まつりですが、行くときの注意点をまとめてみました。

今から紹介する点だけでも気にしてくれたら多少は嫌な思いをせずに済むと思います!

車は渋滞する

当日は間違いなく渋滞に巻き込まれます。

そして交通規制もかかるという二重苦に襲われます。

 

まず、三宮駅前のメインストリートが交通規制されます。

またメインストリート以外も交通規制が入ります。

 

神戸まつりは多くの参加者がいますし、大型トレーラーを使ったパレードもあります。

そのため三宮ー元町間の南側の広範囲にかけて車の侵入が禁止されます。

 

その結果、通常は通り抜けできる脇道が通行止めだったり、遠回りしなければ行けないようになります。

 

 

それでも車で来場される方は多く、毎回近隣の駐車場は満車か、この時だけ異常に高い駐車場代金のところしか空いてなかったり。

 

 

ということで車で来場するのはおすすめ出来ません。

もし車で行く場合は隣駅など少し離れたところで車を停めて向かう方が無難です。

熱中症対策をしていく

神戸まつりに限ったことではないですが、熱中症対策をしていく方がおすすめです。

 

5月でも日差しが強い場合もあり、また神戸まつりは野外のイベントで、特にパレード付近は日よけがほとんどありません。

 

その上パレードを見ようと多くの人が集まります。

人が集まっていると周囲の温度が高まります。

そして気分が悪くなっても抜け出すのに一苦労。

 

 

屋台なども多く出ていますが飲み物は常に持ち歩く方が良いでしょう。

 

食べ歩き飲み歩きに注意

パレードや屋台などで賑わう神戸まつりは遠方から来られる方ももちろん地元の市民もやってきて楽しんでます。

 

当然多くの人で賑わいます。
屋台で買った食べ物や飲み物をこぼしたり、ぶつかって他の人の衣類を汚さないようにしましょう。

 

ただやっぱり美味しい屋台あるんですよ。

個人的に美味しかったのが神戸牛の串です。

※ けっこう神戸牛の串屋が多いんですが、本当に神戸牛?って思うくらいのお店もあります。

神戸牛関係なく、本当に美味しいお店を選ぶ点は2つあります。私の体験談ですが。

 

1つは、生産地が書いているお店。

神戸牛は但馬牛の一種で、ちゃんと説明文が書かれているお店だと外れじゃないケースが多いです。

そしてやはりそういったお店だと美味しいのが多いですね!

 

もう1つは、比較的安いお店。特に神戸牛って書いてないお店。

これはもう、神戸牛じゃないと思っている方がいいです。

ただ神戸牛って書いている偽物に高いお金支払うなら書いていないお店の方がいいです。

 

その場合は神戸牛じゃなくても但馬牛だったり、質の良い国内牛だったりします。

 

私の個人的おすすめなので人によって合う合わないあると思いますが参考にしてみてください。

神戸まつりへのアクセスは?

メインストリートは神戸市役所前の大通り。
最寄り駅は、JR三ノ宮駅
もしくは、阪神・神戸三宮駅
もしくは、阪急・神戸三宮駅
もしくは、市営地下鉄・三宮駅
もしくは、ポートライナー・三宮駅

三宮駅ってたくさんあるのですがとりあえず全部同じところです。

三宮駅(三ノ宮駅)下車して南側にすすむとメインフェスティバル会場が、もう目の前。
JRだとホームから人だかりが見えるのですぐわかるでしょう。

ちなみに大阪や姫路など各エリアからの行き方はこちら!

大阪駅から

JR神戸線の明石・姫路方面に乗車→三ノ宮駅下車。

姫路駅から

JR神戸線の三宮・大阪方面に乗車→三ノ宮駅下車。

阪神電車利用の場合

近鉄奈良駅とつながっている阪神電車の場合は阪神電鉄「神戸三宮駅」で下車。

西口改札を出るとそこは地下街ですが、真上がフラワーロードにつながっているので地上に出たらそのまま楽しめます。

改札出て左に進み「そごう神戸店」から地上に出ると近いですね。

 

阪急電車利用の場合

関西を代表する小豆色(もしくはチョコレート色)の阪急電車で向かう場合は、阪急電鉄「神戸三宮駅」で下車。

東口改札を出るとJR三ノ宮駅の西口改札と同じ場所に出ますので、東口改札を出て右に進むとフラワーロードです。

 

JRと阪神電車は西口改札、阪急電車は東口改札に出ましょう。

 

さいごに

毎年神戸市外からも多くの来場者がくる一大イベント神戸まつり。

特にパレードは場所取りが難しいですが、場所とりだけに時間を割くのはもったいないのでパレード以外も楽しんだ方が良いですよ。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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