城崎温泉は兵庫県を代表する温泉。
源泉の効能ももちろんありますが、城崎温泉の魅力はなんといっても外湯巡りと温泉街の買い物。
そんな城崎温泉へのアクセスは電車とバスがあります。どちらがお得なんでしょうか。
ということで調べました。
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三ノ宮発の特急電車
一番有名なのは特急で行く方法ですね。
特急「はまかぜ」というのが大阪から鳥取まで走っており、三ノ宮駅からはそれで城崎温泉駅まで行くことが可能です。
3両編成で運転。けっこう少ないですね。まれに6両になるとか。私は見たことありませんが。
特急電車のメリット
特急はまかぜで行く一番のメリットは「時短」ですね。
所要時間は三ノ宮駅ー城崎温泉駅で約2時間半。一番早く到着します。
また乗り換え不要で指定席も使えるのでゆったり電車旅が楽しめるのもいいですね!
特急電車のデメリット
デメリット は「価格」 と「便の数」 です。
価格は今回紹介する3つのうち一番高額の「5270円」それでも安い方ですけどね。
比べると、まだ安いルートがあるだけで。
もう一つの「便の数」ですが、やっぱり特急電車ということもあり本数が多くありません。
1日3本だけ。
・三ノ宮発09:57ー城崎温泉着12:28
・三ノ宮発12:41ー城崎温泉着15:09
・三ノ宮発18:27ー城崎温泉着21:14
帰りの便はこちら。
・城崎温泉発07:13ー三ノ宮着09:39
・城崎温泉発14:14ー三ノ宮着16:46
・城崎温泉発17:17ー三ノ宮着19:46
この時間を逃すとほかのルートで帰らなければなりません。
ちょっと便に間に合わない可能性がある場合は避けるほうがいいですね。
三ノ宮発の在来線利用
特急以外だと通常の在来線で向かうことももちろん可能ですね。
在来線のメリット
メリットはもちろん「価格」ですね!
三ノ宮ー城崎温泉間の値段は「3020円」、一番安い!
また節約するなら断然在来線のみで向かうのがおすすめです。
在来線のデメリット
デメリット は、「乗り換えがある」 こと。
特急はまかぜと高速バスの場合は乗り換えなく行けるのが楽ですが、在来線の場合は最低でも2回乗り換えが必要になります。
・三ノ宮駅ー姫路駅(JR神戸線)
・姫路駅ー和田山駅(JR播但線)
・和田山駅ー城崎温泉駅(JR山陰本線)
もしくは、
・三ノ宮駅ー尼崎駅(JR神戸線)
・尼崎駅ー福知山駅(JR福知山線)
・福知山駅ー城崎温泉駅(JR山陰本線)
と、どちらも全部で3つの路線を通るので姫路駅と和田山駅(もしくは尼崎駅と福知山駅)で乗り換える必要があります。
特に播但線は森林の間を通っていく感じが見ていて楽しいものですので在来線の良い味もあるのですが、乗り換えがあるのはデメリットですねー。
三ノ宮発の高速バス
電車以外だと高速バスもあります。
高速バスのメリット
価格が一番安いのは在来線ですし、特急はまかぜも乗り換えなし1本で行けます。
それでも「価格」と「乗り換えなし」は高速バスのメリットでもあります。
高速バスなので乗り換えもなく1本で行けます。
価格は三宮駅前から城崎温泉駅前まで「3300円」、一番安い在来線の価格にプラスちょびっとで行けますね。
そして往復割引を適用すると10%割引!
在来線よりも安くなります!
つまり、一番お得に城崎温泉へ行けます。
高速バスのデメリット
デメリット は「便の数」 ですね。あと「時間」
便の数は特急はまかぜと同じく1日3本。
・三ノ宮発12:30ー城崎温泉着15:41
・三ノ宮発17:30ー城崎温泉着20:51
・三ノ宮発18:45ー城崎温泉着21:53
帰りの便はこちら。
・城崎温泉発06:20ー三ノ宮着09:28
・城崎温泉発10:15ー三ノ宮着13:18
・城崎温泉発13:00ー三ノ宮着16:02
特急と比べて午前中の行き便が1本だけ、夕方発の夜着が目立ちますね。
また帰りは昼過ぎには便がなくなります。
帰りのお土産は早めに購入しておきましょう。
また時間は3時間ちょっと。
そして下道や高速道路の道路状況によってはもう少し遅れて到着するかもしれませんね。
さいごに
それぞれのルートのおすすめとしては、
特急:時間に余裕をもって行動する人、旅行気分を一番高めたい人向け。
在来線:お土産や旅館にお金をかけて交通費の節約を目指す人向け。
高速バス:ゆったりバス旅を楽しみたい人向け。
となるんですが…日帰りとなると話は別。
まず高速バスを使うと日帰りが楽しめません。帰り便は使えないし行きも昼発の午後着ですからね。
ですので日帰りの場合は、行きは特急はまかぜの午前便で行って、帰りは終電が19時台もある在来線が一番長く楽しめそうですね。
城崎温泉の魅力でもあげましたが外湯巡りは本当に楽しいものです。
よくある温泉地は宿泊施設の温泉が~とかあると思いますが、城崎は宿泊施設以外でも温泉が楽しめるし、
次の外湯をめぐるまでの風景も城崎ならではの魅力が楽しめます。
温泉=有馬というのがありますが、ぜひ城崎温泉の魅力を探索してもらいたいものです。
最後までお読みいただきありがとうございました。