赤い鉄塔で有名な神戸ポートタワー。
ランドマークとして観光案内にもよく使われ、神戸を代表する観光名所になっています。
その独特のパイプ構造と長い和太鼓のような美しい曲線構造はその優美さから「鉄塔の美女」とも呼ばれています。
そんな神戸ポートタワーの魅力とみどころをご紹介します。
Contents
神戸ポートタワーの歴史
神戸のシンボルでもある観光名所、ポートタワー。
今でも色あせぬ美の歴史は1963年、昭和38年から始まりました。
千円札の人物が聖徳太子から伊藤博文に変わり、日本で初めての高速道路となる名神高速道路が開通した昭和38年、神戸ポートタワーは開業。
108mという高さを持つポートタワーはその後、世界一の貿易量を誇った神戸港の発展をその美しい姿で見守ってきました。
建設されるきっかけとなったのは、神戸港振興協会の当時の会長、そして当時の神戸市長が1959年海外視察の際に見たロッテルダムの建造物を見て発想が生まれたと言われています。
オランダのロッテルダムにあるユーロマスト。
ロッテルダムを一望できる展望台ですが、そのユーロマストをヒントに神戸の港を一望できる建造物の構想が練られ、ユーロマストの着想から実に4年後、1963年に神戸ポートタワーが開業しました。
当初はふ頭にあったポートタワーですが、周辺が六甲山の土で埋め立てられたため現在の場所へと移っていきました。
いや、移った訳ではないですね。当時の海岸を埋め立てていった結果、海岸が遠のいて行ったのでした。
そして現在では神戸を代表するシンボルとして全国的に知られるようになりました。
神戸ポートタワーの見どころ
見どころ1:ライトアップ
そんな神戸ポートタワーですが、やはり見どころは7040個のLED照明で夜を照らすライトアップ。
7040個のLEDが神戸の夜に空高く伸びた美しい曲線のフォルムを浮かび上がらせます。
またポートタワーのライトアップは季節のイベントに応じて色が異なり、正月やひな祭り、クリスマスなど、その期間しか見ることのできないイルミネーションも人気の一つです。
※ 現在は水害の影響でLEDライトアップを見合わせているそうです。
昭和38年から半世紀以上、今やポートタワーは神戸を代表する一番の名物スポットとなりました。
見どころ2:展望台からの夜景
ライトアップも美しいのですが、もう一つみどころがあります。それが展望台からの夜景。
画像元:神戸ポートタワー公式サイト
最上階の5階では六甲山脈から海まで広がる大パノラマ。
日中の快晴日では遠くは淡路島から大阪湾の対岸の山並みまで見渡せ、また夜には輝く夜景が眼下に広がります。
北側にはオフィス街のようなビルと山々、繁華街の三ノ宮や元町、北野の異人館までが広がり、
東側にはメリケンパークやポートアイランドの風景が、
西側は中央突堤ターミナルにノートルダム神戸、遠くには鉢伏山や淡路島も、
そして南側にはハーバーランドやモザイクなど、四方によってさまざまな夜景の顔が楽しめます。
また3階には20分で360度一周するスカイラウンジが。
窓際の席は全席どこでも20分で360度の夜景が楽しめるのでまさに全席が特等席。
緩やかに流れる贅沢な時間をお酒や食事、軽食で楽しむことができます。
画像元:神戸ポートタワー公式サイト
スカイラウンジ営業時間:10:30~20:20(ラストオーダー:20:00)
また多くある展望台と異なり夜景との距離が近く、迫力感がはんぱない。
神戸ポートタワーのアクセスや営業時間、駐車場情報
アクセス:JR元町駅から徒歩15分程度
駐車場情報:
画像元:神戸ポートタワー公式サイト
・メリケンパーク駐車場(ホテルオークラ北)
・メリケンパーク臨時駐車場(神戸ポートタワー東)
・30分毎200円
営業時間:9:00~21:00(最終入場 20:30)(12月~2月は9:00~19:00(最終入場 18:30))
入場料:700円
※ となりにある海洋博物館とのセット券は1000(海洋博物館単体だと600円)
※ ネットで前売り券が買えます。入場料600円。
住所:〒 650-0042 神戸市中央区波止場町5-5
問い合わせ先:078-391-6751
さいごに
神戸ポートタワーは1階~3階まで無料のエリアもあります。がここは展示コーナーが主になってます。
やはりチケットを購入してでも展望台から見る景色を一度は体験した方が絶対にお得だと思いますよ。
もちろんライトアップだけ楽しむのも良いですが、1000円とか2000円とかではなく700円と良心的で楽しめますしコスパはかなりいいですよ!
外側のライトアップと内側から見下ろす夜景。それぞれのことなった見どころをぜひご堪能ください。
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最後まで読んでいただきありがとうございました。