神戸北野にある異人館街。
その中の山手八番館にある「サターンの椅子」で願い事をすると願いが叶うと言われています。
ですがサターン?悪魔的な名前ということで怖いというイメージを持たれていたりするそうです。
ということで私のサターンの椅子体験記も含めてサターンの椅子とはどういうものかを紹介していきます。
Contents
サターンの椅子のサターンとは?
サターンと聞くと悪魔のサタンをイメージしやすいと思います。
というより私も初めて名前を聞いた際は悪魔のサタンを思い浮かべましたから。悪魔の椅子?なにそれ?的な。
しかしサターンの椅子の「サターン」はローマ神話の農業(農耕)の神様のサトゥルヌスという神様が語源だそうで、土星の英語読み(サターン)と同じで悪魔のサタンとはまったくの別物です。
英語の表記も悪魔のサタン(Satan)と土星のサターン(Saturn)とで異なっていて、英語の発音も異なるのだとか。
英語から日本語に変わる際のむつかしさですね。
お風呂のバスと乗り物のバスとの違いのようなものですかね。
ということでサターンの椅子は悪魔の椅子ではなく農耕の神様の椅子という意味になるのでまったく怖い椅子ではないということでした。
サターンの椅子は2つある?
そんなサターンの椅子ですが北野異人館街にある山手八番館という建物の2階にあります。
ちなみに山手八番館は入場料が550円です。
2階に上がるとすぐサターンの椅子が姿を現しますが、2脚あります。
これはサターンの椅子自体が一組セットの椅子のため、男性用と女性用とに分かれているため。
椅子が造られた当時に男性用と女性用とで分けて造られていたのかどうかはわかりませんが、椅子に向かって右側が女性用 、左側が男性用と言われています。
それぞれお願いごとをしにいく際は自分の性別に合った側の椅子に座ってお願いしましょう。
サターンの椅子の願い事の仕方は?
それではサターンの椅子でお願いをするとして、どうやるのか。
私も最初行ったときになにか作法のようなものがあるのかと思いましたが、連れて行っていただいた知人に教えてもらったのは以下の2点のみです。
1、性別に合った方の椅子に座る。
2、手を合わせて願い事を心の中で言う。
だけ。
初めて願いに行った際は「これで叶うの?」と疑ったくらい簡単すぎて拍子抜けするレベルです。
サターンの椅子の体験記
サターンの椅子での願い事は上記のとおり非常に簡単です。
ではそれで願った私や知人の願い事が叶ったかどうかを体験記も交えて報告します。
先に結論から言いますと、願い事は私も知人も叶いました。
が、同時に以降の願い方を変えていくことになります。
私の願い事が叶った話
当時の私の願い事は仕事でした。
私が担当している仕事は簡単に言うと新規事業で軌道に乗る前。
実績もなかなか出ずに非常に苦しい状況でした。しかも一人で担当。
ということで私が願った願い事は、「事業を一緒にしていく社員が現れますように」
その願い事の結果は…2週間以内に一緒にしたいという社員が現れてくれました。
全然出てこなかったのにこれはすごい!サターンの椅子の効果まじですごい!と思ったほどです。
ただ一点だけ問題が。
来てくれた社員さん。まぁ部下だったんですけどね。
もともといた部署で働きたくなくて逃げてくるための口実で「一緒にしたい」と言ったそうです。
あちゃー、まじかー。前向きじゃないんかーい。
それでも根はまじめな部下だったので一緒に事業を盛り上げていきましたんですけどね。
知人の願い事が叶った話
つづいて知人の願い事の話です。
願い事は「〇〇くんと出会えますように。」
どういった事情か忘れましたが、学生時代?子供時代?に親しかった友達との再会を願ったそうです。
その願い事の結果は…1か月?2か月?忘れましたが東日本に住んでいる知人と再び会ったときに〇〇さんと出会えたそうです。
ただこちらも問題が。
〇〇さん、同姓の別人だったそうです。
ちがうよー出会いは素敵だけどこの人じゃないよー。と思ったそうです。
サターンの椅子への願い方は?
当時は私も知人も初めてのサターンの椅子で、それぞれが「ちがーう!そういう願いじゃないー!」と思ったサターンの椅子への願い事でした。
ちなみに知人が願い事した〇〇さん。この人のお苗字。
鈴木や藤原や佐藤のようにありきたりな苗字ではなく、マイナーな方の苗字。
私の友人にもいますがたった一人です。
そんなマイナーな苗字の「〇〇さんと出会えますように」という願い事、たしかに〇〇さんで、しかも漢字も一緒(渡辺か渡邊か渡邉みたいな)の同姓の別人だったみたいんです。
その後再び願い事をし、知人は知りませんが私は(願い事の内容は言いませんけど)一歩一歩着実に願いが叶って行きました。
ですので私たちが初めて願い事しに行ったときに失敗し(叶ったといえば叶いましたけどね)、以降に私が気を付けている2つのポイントを紹介します。
ポイント1:めちゃくちゃ細かく願う
ポイント1つ目が一番重要だと思っているのですが、叶ってもらいたい願い事を「細かく願う」点です。
知人の場合は「〇〇さん」という苗字の人と出会えるように=苗字が一緒の求めていた人とは違う別人と出会えましたし、
私の場合は「一緒に働く仲間」という願いは、消去法で仕方なく私の部署に来た仲間という、求めていた内容とは違う形で願いが叶いました。
そのため願い事をする場合は「好んで一緒に事業を拡大していってくれる同性の優秀な社員。特に〇〇課の〇〇さんのような△△な性格の~云々かんぬんエトセトラ…」
という風に具体的なイメージを浮かび上がらせて、そのイメージの詳細を伝えるようにしてください。
このときの注意点が1点あります。
それは詳細にすればするほど叶うまでの時間が長くなる気がします。
実際に2つ目以降の願い事は事細かく願ったのですが、半年かかっていたり、長いものだと1年以上実現するのにかかっています。
また注意点ではありませんが個人的なお願いがあります。
事細かくお願い事をする場合、けっこう時間がかかりますよね。目を瞑って心の中で言うときも。
ですがサターンの椅子って願い事をしに来ている人もけっこういます。そしてちゃんと順番を待っています。
そんな人が並んでいる中、椅子を長時間独占するのは(わたしが今後いくときのためでもありますが )ちょっと嫌なので、前もって願う内容を紙に書きだしたりしてまとめておいて欲しいです。
そうすることで実際に椅子に座って願う時間が短縮されますので(今後私が行ったときに )他の人もスムーズに願い事ができるようになるんです。
ポイント2:願った後は忘れる
もう一つのポイントは「願った後は忘れる」こと。願い事を意識しないことです。
これは私の主観なのですが、願い事を意識しているときってなかなか叶ってくれない気がしてます。そしてフッとしたときに願い事が叶いにやってきてくれます。
そして「あぁ。お願いしていたやつだ。」と思い出して、振り返ってみると半年越しに願い事が叶っていたりとかだったり。
逆に意識しているときはなかなか良い連絡がやってこなかったんですよね。
なかなか難しいと思います。私も願望を忘れよう忘れようと思いながら思っている時点で意識していますから。
ですので私は仕事だったり趣味だったりわざと何かしら忙しくして意識をしないようにしていました。
以上、「細かくお願いする」と「願い事を忘れる」が私がお願い事をするときに心がけている願い方です。
スピリチュアルなものですし統計もとれません。私の経験則でしかありませんのでされるされないはお任せしますが、
「どうしても叶えたい」
という人がいらっしゃれば試してみてください。
さいごに
以上、私の体験談もまじえたサターンの椅子のお話でした。
ちなみにネット上では「サターンの椅子で願い事が叶った人はたまたまだろ。」と書かれている場合があります。
就職できた=たまたま求人が増える時期だった。
良縁に巡り合えた=出会いを求めて活動していたのだから出会えて当たり前。
とか。
そう言ってる「たまたま叶う人」の場合はサターンの椅子には行かなくてもいいんじゃないでしょうか。
願い事なんて運が良くて、もしくはたまたまご縁があって叶ったというのが大半だと思います。
そういった運を引き付ける、ご縁を引っ張ってくるのを手伝ってくれるのがサターンの椅子だと思います。
ですので、どうしても叶えたい、でもどれだけ努力しても結果が結びつかない人はサターンの椅子を試してみてはいかがでしょう。
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