前回まるしげの呼吸チョコを紹介しました。
その記事はこちらです!
神戸の土産に最適!金賞受賞の呼吸チョコ!おすすめの理由をご紹介!
私の個人的な話になりますが…
仕事の都合で関東に引っ越した際、まるしげのお店が無く関東になくて買いたくても買えなかったんです。
それでも何度か、関東で「それ」を見かけた事があります。
それはどこで見かけたかと言いますと…ドンキホーテで見かけました。
また「呼吸チョコ」ではなく「ティラミスチョコ」ですが。
見た感じ非常にそっくりで、でもなんとなく梱包というか袋の大きさというか、何か違うな。と、違和感は感じていました。
そして呼吸チョコ好きだった私は何が違うのか食べ比べてみました。
今回はそんな呼吸チョコとティラミスチョコの違いをまとめました。
Contents
呼吸チョコとティラミスチョコの違い
左がまるしげの「呼吸チョコ」右がドンキなどで売っているティラミスチョコ
私の記憶が確かなら、2005年当時のまるしげでは「呼吸チョコ」という名称ではなく「ティラミスチョコ」という名称で販売していたはず。
いつの間にか名称が変わっていて、当時の職場の人に「お菓子のまるしげのティラミスチョコ美味しいですよ」と伝えたら無かったと言われた記憶があります。
上記のように呼吸チョコは名称が違うだけでティラミスチョコです。
ただ、呼吸チョコはティラミスチョコなんですが、まるしげの呼吸チョコと、ドンキホーテのティラミスチョコは別物でした。
アーモンドチョコの一種
アーモンドチョコとは明治やグリコが販売しているのと同じアーモンドの周りをチョコレートでコーティングしたお菓子。
そういえば明治とグリコ以外もそうですがメーカーさんによってチョコレートの風味がまったく違いますね。これは好みが別れるところでしょう。
ティラミスチョコはアーモンドの周りをチョコレートではなくチーズクリームでコーティングして、その上層部にココアパウダーを付けています。
デザインというか、お菓子の構造的には上記のアーモンドチョコとほとんど同じで、使われているものが異なり、ココアとチーズの層がまるでティラミスだったので名が付けられたのでしょう。
そんなティラミスチョコですが、当時まるしげで買う時に、まるしげのオリジナル商品と読んだことがあり、
その思い出があったため関東のドンキホーテでティラミスチョコを見つけた時にすごい違和感があったんです。
うわー。ドン・キホーテってパクってるー。って若かった私は思ったのですが勘違いでした。
もともとまるしげにはオリジナル商品が呼吸チョコ以外にも数種類あり、それらをまるしげ自身が製造していると思っていました。
しかし、作っているのはまるしげのグループ会社「株式会社ユウカ」が製造しており
ドン・キホーテが販売しているのは「株式会社ピュアレ」という会社の製品でした。
ユウカとピュアレの違い
ここではユウカとピュアレの違いをまとめました。
ユウカ
株式会社ユウカ
・1976年 株式会社パール食品として設立
・1996年 株式会社ユウカに社名変更
・2017年 新本社工場竣工
大阪府内に本社と工場を持つ製造会社。
お菓子の小売販売は行っていないっぽい。おそらく問屋さんなどを中心に卸しているのでしょう。
むかし問屋さんのお子さんと一緒に働いたことが有りましたが、父親によく味見させられていたそうです。
太る太る~って言いながらお昼はがっつりからあげ弁当食べたりしてる女子でしたが。
ですので株式会社ユウカとしての販売は直接行っておらず、まるしげ経由で呼吸チョコ等を売っている会社のようです。
ただ楽天などで検索してみると卸した先の会社が売っていたりするのでネットだと購入可能ですね。
しかし店頭に並んでいるのは私が知るかぎり「まるしげ」だけです。
そしてまるしげは関西にしか店舗がないので関東では店頭購入が出来なかったです。
※ いま検索したら「マルシゲ」が川崎市や新宿にあった!と驚いたんですがまったく別業種の会社ですね。
現在はもうもう関西に住んでいるので困ることもないし、関西土産として使っているのでこのままで充分なんですけどね。
それにネットで購入できるので急ぎじゃなければ簡単に手に入るので問題ないんでしょう。
ちなみにお菓子のまるしげで言うと「皆様に愛されて50年~」とあるように半世紀の歴史ある会社になります。
ピュアレ
株式会社ピュアレ
・2010年に新社屋完成、工場移転、製造ラインの増強
あいにく創立した年など不明でしたが、チョコレート一筋の商品企画、開発、販売を行っている会社。
またこちらも50年以上もの歴史がある経験を生かして製造を~とありますのでけっこうな老舗ですね。
ピュアレに関してはティラミスチョコが人気商品とありますが他にもちょっと魅力的な商品がありました。
・ガーナのチョコ80%
世界で一番愛されている西アフリカ・ガーナ産のカカオをしようしたカカオ成分80%のチョコレート。
5大栄養素(糖類(炭水化物)、タンパク質、ビタミン、脂質、食物繊維)をすべて含んだ完全栄養食。
・ベルギーチョコ(ブラック)
ココアバターとカカオマスだけでつくり植物油脂を一切使わない本格派チョコレート。
と、説明文にあるんですが、5大栄養素が全部入っているなんて確かに完璧な栄養食ですし、
植物油脂は多くの市販チョコレートに含まれていますが、一切使わないなんてどんな味がするのか非常に興味が湧きます。
ちなみにピュアレも大阪の会社です。
ということで、一方は自社ホームページでも販売していない、総合お菓子メーカーで、他方は自社ホームページに直販ページを置くチョコレート専門のメーカーでした。
風味の違い
それぞれのティラミスチョコの味の違いですが、
それぞれやはりお味の高評価を頂いています。
株式会社ユウカの呼吸チョコ
・第23回全国お菓子コンクールで金賞受賞
と、商品にシールが貼っていた時期が有りましたが、正式名称は全国菓子博覧会。
その第23回のときに栄誉金賞を受賞していますが、この博覧会が明治時代から続く歴史あるイベントというのがすごい。
そして各省庁が後援しているのもすごい。
そんな由緒ある博覧会で第23回に金賞、第25回に名誉総裁賞という賞を受賞しているのが株式会社ユウカの「ティラミスチョコ」になります。
対して、という表現は誤解を招くかもしれませんが、
株式会社ピュアレのティラミスチョコ。
・モンドセレクション金賞 10年連続受賞
・iTQi優秀味覚賞 連続受賞
モンドセレクションが「食の安全」を評価するコンテストに対してiTQi優秀味覚賞は「美味しさ」を評価するコンテストです。
ちなみに詳細。
「モンドセレクション」
世界食品オリンピックと訳されることもあり、毎年世界の中から1000種類以上の商品が応募され
厳しい審査の結果 評価基準を満たした商品に対し「国際品評審査委員会」により総合的に評価され、授与される賞。
10年連続世界のチョコレートの本場 ヨーロッパで認められた商品です。
「iTQi優秀味覚賞」
優秀味覚賞(Super Taste Award)とは 優れた味覚と品質を持つ食品と飲料品の審査と表彰を目的とした賞であり、その審査会はベルギーのブリュッセルに本部を置く国際味覚審査機構(iTQi)によって2005年より毎年開催されています。
優秀味覚賞はバイヤー、マーケティング、マネージャーに自社製品の差別化に有用なツールを提供するものであると同時に、消費者がより優れた製品を選ぶための指標となることを目指すものです。
主催者のiTQiは官能分析による審査結果のグラフと審査員からの提案・コメントの抜粋を参加者に提供しています。
本賞は、食品業界では「食品のミシュラン・ガイド」とも呼ばれています。
と、ホームページからそのまんまとってきたんですが、調べてみたらiTQiの受賞商品は星1つ〜星3つと分かれていて、
そこから星3つを3年連続受賞したらクリスタルと格上げになるみたいです。
ちなみにピュアレのティラミスチョコは星3つを受賞。最上位ですね。
抹茶とコーヒーは星2つを受賞しています。
やはりそれぞれ評価の高い味ということになります。
ではそれぞれの味の感想ですが…あくまで私個人の感想になりますが。
・ユウカ :ココア風味>チーズ風味
(ココア風味の方が強い。)
・ピュアレ:チーズ風味>ココア風味
(チーズ風味の方が強い。)
分かりやすくしてみました。
どちらかというとピュアレよりユウカの方が大人の味なんじゃないでしょうか。
大人の味だから美味しいとかではなく、ユウカの方がアーモンドが大きいのか、ピュアレの方がチーズが多いのか分かりませんが、食べ比べた感想はこんな感じです。
まとめ
人が感じる美味しさは好みによって違ってきます。
チョコレート自体も明治のチョコか森永、ロッテのチョコかで好みが分かれるはず。
ラーメンで例えると神戸の地元だと醤油ベースのさっぱり系が好きな人が多く、そういう人に豚骨のこってり系が苦手だったり。
私は二郎系とかいわれるのは見た目汚いだけでNGですしね。
ですのでユウカとピュアレ、どちらのティラミスチョコもそれぞれの個性があって美味しくいただきました。
ただ個人的にはまるしげの呼吸チョコ(ユウカ製)をよく関西土産として使っていますね。
両方とも楽天やアマゾンなどで購入できるので余裕があれば食べ比べてみてはいかがでしょう。