夏の風物詩といえば花火大会!
しかしほとんどが7月末から8月中旬に行われるので、8月が終わり、9月に入ってから花火大会ってやっているのでしょうか。
やってます。しかも2018年に復活した花火大会が!
今回は兵庫県西宮市で行われる「西宮花火大会2020」を紹介します。
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Contents
西宮花火大会の歴史
まず最初に西宮花火大会の歴史を紹介します!
できなかった花火大会
兵庫県の西宮市。
尼崎と芦屋市に挟まれた歴史ある土地。
隣の芦屋市では夏に花火大会が、もう一つむこうの神戸市も夏には花火大会が毎年開催されます。
しかし西宮市では花火大会がありませんでした。
なぜか。
実は、昭和63年から平成6年までの7年間、西宮市にも花火大会があったのです。
「西宮市民花火大会」として開催されていたこの花火大会は、発炎筒の煙をバックに鮮やかな7色のレーザー光線がおりなす光の矢で幕開け1600発の花火が打ち上げられていました。
花火の打ち上げのほか、西宮市消防局員による音楽隊の音楽ショーや放水ショー、また屋台の出店やのど自慢大会などが行なわれ、最終年度(平成6年)では、4万5千人の来場者があったと言われています。(主催者発表)
しかし平成7年に発生した阪神淡路大震災の影響で、兵庫県内の各地の花火大会は次々と自粛され、西宮の花火大会も中止となりました。
その後復興が進み、神戸市や宝塚市などが花火大会を再開する一方、法改正などが進み、開催当時は空き地が多かった西宮の海岸にもたくさんの住宅が建ち並ぶようになり、花火大会の開催は難しくなっていきました。
復活させた青年会議所
しかし、花火大会を復活させたい!そんな声が西宮市民の多くから上がっていたのも事実。
そこで「西宮青年会議所」が主体となって花火大会の復活に向けて動き出し、ついに花火大会が復活することになりました。
市や行政に何かしてもらうのではなく、夢をかなえるために「自分たちで作り上げる!」という気持ち、
そして同時に「まちのみんなで花火大会を復活に導く」という熱い想いをもって、大きなスポンサーを探すのではなく、地域中を駆け回り支援金を募ったそうです。
また、西宮には多くの大学があります。その学生たちにも協力してもらい、学生たちを「人財」へ成長していく道案内もしています。
そんな西宮を愛する青年会議所の活躍があって、24年ぶりに西宮の夜空に大きな花火が打ちあがります。
花火大会の日程
今年の開催日程
日時:2020年2月9日(日)
16:00-20:00
—-当日のタイムスケジュール—-
16:00 ブース出店開始
19:10 花火大会主催者挨拶
19:15 西宮市長の挨拶
19:20 実行委員長の挨拶
19:30 打ち上げ花火開始!
花火大会のアクセス方法
会場への行き方
最寄り駅から会場は離れていますのでバスでヨットハーバー前バス停まで行く方がいいです。
でないと
最寄り駅から徒歩35分くらいかかりますからね。。。
最寄り駅:JR西宮駅もしくは阪神西宮駅からバスに乗車。
下車バス停:ヨットハーバー前。
さいごに
会場には飲食ブースもあればお手洗いに愛煙家用の喫煙スペースも設けられています。
また観覧スペースは入場券不要のフリースペースのほか、有料席も設けられていますので予算にあった楽しみ方ができるでしょう。
再開した西宮花火大会、ぜひ楽しんでください!