以前神戸の中央区の紹介で書きましたハーバーランドやメリケンパーク。
週末はもとより平日でも多くの観光客で賑わっているここいら一帯のエリア。
私自身も他方より神戸に遊びにこられた友人には一度はすすめるこのエリアの観光スポットをまとめて紹介します。
他の神戸市内の紹介はこちら。
神戸市まとめ
Contents
メリケンパーク
メリケンパークはJR元町駅の南、JR神戸駅から東に進むとたどり着く広場、公園です。
潮風を感じながら隣のハーバーランドではショッピングにクルーズなど港町を体感できます。
また景観としてはハーバーランドと海とのバランスが非常に美しく、ちょっとしたリゾート気分も味わえます。
旅行のパンフレットなどによる載っている神戸ポートタワーもメリケンパーク内にあり、ふもとから見上げると圧巻ですよ。
また夜になるとライトアップされた夜景が楽しめます。これは素晴らしくキレイ。
神戸海洋博物館
出典元:feel-kobe.jp/
神戸海洋博物館は白い骨組みみたいな建物。
言葉だけ読むとすごい悪口みたいになってますが、その骨組みの曲線が非常に美しいんです。
メリケンパークでは海洋博物館とポートタワー、そして神戸メリケンパークオリエンタルホテルの3つが1つの曲線美を表しており、たしかに遠方から見てみるとまさしく三位一体なデザインとなってます。
話を戻して海洋博物館はそのデザイン性も魅力ですが内部では船舶の歴史が楽しめます。
古いむかしの帆を利用していた帆船から中世、そして現在へと本船の歴史と港で活躍している港湾事業の詳細が展示されており、
国際港湾都市「神戸」の歴史はもとより、船や港の仕組みや役割、さまざまな先進技術が投入された船艇が学べます。
また同じ建物内で神戸港の開港以来、その歴史とともに歩んできた川崎重工業の歴史が知れる「カワサキワールド」を展示してます。
ちなみに入館料は600円。神戸ポートタワーとのセット券だと1000円で両方入れます。
神戸ポートタワー
神戸ポートタワーは和楽器の鼓を長くしたような双曲面構造の美しい外見と、独特のパイプ構造をもち、神戸の代名詞にもなっています。
1階には売店、2階にはレストランが設置されており、上層部の有料エリアでは市街地と六甲山系の山々から海へと広がる大パノラマが楽しめます。
有料エリアは昼間の景色も良いですが、夜間に見渡せる夜景は最高です。
神戸の夜景といえば六甲・摩耶山から見下ろす港町の夜景と言われますが、海沿いのポートタワーから見渡せる夜景も素敵ですよ。
海洋博物館のところでも書きましたが、ポートタワーの入場料は700円ですが海洋博物館とのセット券だと1000円で両方入れます。
BE KOBE
メリケンパークの観光スポットとして近年リニューアル後に作られた「BE KOBE」のオブジェも有名です。
真っ白いオブジェの背景にあるオリエンタルホテルの曲線と、海と空の青い色が絶妙に「BE KOBE」を際立たせていて、けっこう多くの人々が写真撮影しています。
ハーバーランド
ハーバーランドはメリケンパークの隣にある複合商業施設の名称です。
エリア自体は非常に広く、ほぼJR神戸駅から海まで続く南側全部になり、
JR神戸駅下車からコンチェルトなど遊覧船が着岸している高浜岸壁まで全域になります。
今回はそんな中で遊覧船とモザイク、アンパンマンミュージアムをまとめています。
神戸の遊覧船はいくつかありますが、それぞれ特色が異なります。
ベイクルーズ
出典元:kobebayc.co.jp/
神戸のベイクルーズは関西最大級の豪華遊覧船である「ロイヤルプリンセス」と、神戸初の帆船型遊覧船の「オーシャンプリンス」が運行してます。
神戸港内外を40分〜45分かけて巡回し、明石海峡大橋の遠望や神戸空港が楽しめます。
料金は1人1100円。
それぞれで若干巡回ルートが異なりますが、外見で気に入った方に乗船して楽しんでください。
また、おそらくこのベイクルーズと次のファンタジー号が一番クルージングを手軽に楽しめると思います。
ファンタジー号
出典元:feel-kobe.jp/
ファンタジー号も同じく神戸港内外を45分かけて巡回するクルージング船。
ファンタジー号は上記ベイクルーズの2隻と違って神戸空港の連絡橋をくぐる航路なのでタイミングが合えば船上から迫力ある飛行機の離発着に出会えるかもしれません。
料金は1人1200円。
またファンタジー号はクルージングカフェとも呼ばれているので船内で喫茶メニューが楽しめます。
上でも書きましたがこのファンタジー号とベイクルーズが一番手軽に楽しめると思います。
コンチェルト
コンチェルトは五感でクルージングが楽しめる遊覧船。
船内ではクラシック、ジャズ、コンサートなどの生演奏を聞きながらフレンチや鉄板焼きの料理を堪能。
外に視線を移すと六甲の山並みや明石海峡大橋、海に浮かぶ神戸空港など神戸ならではの景色を満喫できます。
昼間のランチクルーズ、午後のティークルーズ、夕方のトワイライトクルーズに夜のナイトクルーズと4パターンありますが、基本的にはルートは一緒。
ハーバーランドを出発して明石海峡大橋付近まで行って戻ってきます。
ただ時間帯によって料金が異なり、乗船料金と料理代でランチで7000円、ディナーだと8000円が最安値。
ティークルーズでも4000円弱ですね。
しかし生演奏の中食べる料理と外に広がる神戸の景色は価格以上だと感じれるでしょう。
ちょっとした記念日や気合いの入ったデートなどにどうぞ。
ルミナス神戸2
出典元:feel-kobe.jp/
ルミナス神戸2は1930年代の豪華客船「ノルマンディ号」をモデルにした、国内最大級のレストラン船。
アール・デコ調に統一された船内は、優雅な雰囲気が漂う贅沢な内装で上質な空間の中、神戸の街並みや明石海峡大橋のパノラマビューを満喫しつつ本格フランス料理を楽しめます。
神戸以外でも東京や博多、横浜にもレストラン船がありますが、ルミナス神戸2はどれと比べても最大級。
やはり巨大なため小さな船と比べて揺れが少なく安定感があり、ゆったりと贅沢なクルージングが体験できます。
料金は参考程度に見てもらいたいですが、乗船料が2160円(一番短いコース)〜3240円。
料理代はコースによってばらつきがありますが乗船料と料理代でランチで7000円より。
カフェだと4000円弱くらいでしょうか。
価格帯はコンチェルトと同じようなものですが、音楽・料理・景観と5感すべてで楽しむのがコンチェルト、豪華客船の雰囲気を存分に味わえるのがルミナス神戸2だと考えていたら間違いではないでしょう。
ちなみにルミナス神戸「2」なのは初代ルミナス神戸を引き継ぎ1994年に新造船として就航したので「2」となってます。
モザイク
出典元:feel-kobe.jp/
モザイクは現在は「umie」の「MOSAIC」と表記されているのが正しいみたいですが、神戸ハーバーランドにあるumieの商業施設の一つです。
デザインが欧風、港をイメージしたウッドデッキ風で開放的な作りになってます。
また飲食店や小売店鋪も入っており一日楽しめるでしょう。
海側に行くとかオリエンタルホテルがでかでかと見えますが、その景色は素晴らしく、観光スポットの一つになっています。
夜になるとその海側から見える夜景は素晴らしいの一言です。
アンパンマンミュージアム
アンパンマンミュージアムはモザイクの隣にあるアンパンマンのテーマパークです。
他にも仙台や福岡、名古屋など全国各地にありますが、神戸のアンパンマンミュージアムは観覧車があり、そこから眺める景色が本当に絶景です。
アンパンマンは家族に愛されるキャラクターですが、デートにはちょっと…と思っても観覧車に乗るのが目的で立ち寄っても絶対損はしないです。
湊川神社
湊川神社はJR神戸駅を北側に進むとすぐたどり着く神社ですが、楠木正成公を祀っています。
楠木正成といえば鎌倉時代から南北朝時代に切り替わる際に活躍した人物で、歴史書の太平記にも書かれています。
大楠公(だいなんこう)とおまつりされており、配祀には嫡男の楠木正行(まさつら)、小楠公(しょうなんこう)と奥様の大楠公婦人です。
楠木正成の母君はなかなか子宝にめぐまれず、天のお告げによって正成公を授かったと言われます。
また正成公と結ばれた夫人は正成公に代わって家を守っていたので「婦人の鏡」とたたえられました。
そして父の跡を継がれ立派に育たれた正行公にあやかって、湊川神社では安産祈願に御利益があると言われています。
さいごに
中央区の西側エリアはほぼすべてがJR神戸駅から徒歩で行ける距離です。
ほとんど南に集まっていますが、湊川神社は楠木正成縁の地を巡るコースが隣の兵庫区にかけて楽しめます。
景観・夜景を楽しみに南に行くのも良いですし歴史の足跡を巡って行くのも良いでしょうね。
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