兵庫県の6月のイベントの一つに姫路のゆかたまつりがあります。
日程がいつなのかわからないお祭りも多くなりますが、姫路ゆかたまつりは毎年同じ日程で開催されています。
今回はそんな日程の由来も含めて姫路ゆかたまつりを紹介します。
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姫路ゆかたまつりの日程の由来は?
姫路ゆかたまつりの日程は6月22日~24日開催となってます。
それは姫路城の近くにある「長壁(おさかべ)神社」の例祭がゆかたまつりの開催日となっているから。
これは姫路城の天守閣にも「刑部(おさかべ)神社」が祀られていて、
そこにも毎年6月22日にゆかた祭りとしてご神徳をたたえる。と書かれているほど。
※ 天守閣のは長壁ではなく刑部と漢字が違います。刑部の方が歴史が古いみたいですね。
ちなみに例祭とは神社の年間行事の中で一番大事なイベントのこと。
有名なエビス神社などは1月10日の「十日えびす」が例祭になっていたりして、曜日関係なく〇月〇日と決まっています。
ですので姫路のゆかた祭りは長壁神社の例祭=6月22日開始と決まっているのですね。
姫路のゆかたまつりの開催内容は?露店は?
ゆかたまつりの特徴としては浴衣パレードがあったりステージ上での和太鼓演奏などなど。
そして縁日ですね。
過去には最大700もの出店がところせましと姫路の夜を彩っていたそうですが、近年は100前後まで落ち着いてしまったとか。
それでも地域の商店街も一緒になってお祭りを盛り上げているので、本来の会場は姫路城から長壁神社周辺だけなのですが、
体感的に姫路駅から姫路城までの全域がお祭り騒ぎと感じるレベルです。
姫路ゆかたまつりに駐車場はある?交通規制は?
駅前から大いに賑わうゆかた祭りですが、毎年交通規制がかかります。
JR姫路駅から南北にまっすぐ姫路城に続く大手前通りはあまりかかることはありませんが、
長壁神社がある西側エリアは夕方にはほぼ全域交通規制がかかると考えても良いでしょう。
東側エリアに関してもみゆき通り商店街などあるのでほとんど車は通行できません。
また駐車場に関しては専用駐車場はありません。
(ほかの神社の例祭イベントの場合も基本的に専用駐車場はないですね)
ですので車で向かう場合は近くのコインパーキングなどを使う形になりますが、これが毎年夕方前にはほとんど満車になってます。
場所によっては昼過ぎにはもう埋まっているところもありますので少し離れた駐車場を探す必要があるでしょう。
結論、公共の交通機関を使って参加する方がおすすめです!
姫路ゆかたまつりの由来は?
ゆかた祭りの由来で一番有名なのは、昔、長壁神社のお祭りに急遽市民を参加させる際、みんな正装を用意できなかったので浴衣で参加するのを許可したのだとか。
由来自体は諸説あってどれが本当かわからないですが、近年の浴衣を着て夏祭りに参加する形の元になったとも言われています。
たしかに本来浴衣は肌着のようなものなので、肌着で祭りに参加する文化もどこかから始まったのかもしれません。
浴衣着用の方には特典あり!
もう一つ姫路ゆかた祭りの特徴があります。
それは浴衣着用で参加した方に様々な特典が付けられる点!
・姫路駅発着の神姫バスの運賃が半額!
・映画館の鑑賞料が1100円とお得に!
・周辺施設の姫路城や好古園などが入場料無料に!
これは毎年変わらずの特典みたいですね。
ただ、もったいないことに「お祭り」=「浴衣」ということだけで浴衣を着て行ってる人にはこの特典を知らない人が多い!
ぜひ一度お問合せしてみてください。
そしてバス代や入場料などでお得になったお金でもっと楽しむほうが絶対に良い思い出になりますよ!
2019年の姫路ゆかたまつりの概要まとめ
・開催場所:長壁神社・城南公園周辺・商店街など
・問い合わせ先:079-287-3652
・荒天中止の確認先:079-282-2012(自動対応)
・開催日程:6月22日(土)23日(日)24日(月)
・開催時刻:16:30~21:30
・ポイント:毎年開催される長壁神社の例祭!浴衣着用でお得に楽しもう!
さいごに
ちなみに長壁神社に祀られている刑部大神は姫路にある姫山という山に祀られているのだとか。
そしてその姫山とは…姫路城がある場所だそうですね。
あそこ、山だそうです。
神様が宿っている地に国宝が建っているってのはなにやら感慨深いものがありますねー。
そして祀られている神様が見守っている地で行われる例祭=ゆかた祭りが毎年盛り上がるのも当たり前かもしれませんね。
今年の6月も姫路で楽しい思い出を作ってみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。