灘五郷の酒蔵紹介!御影郷の8つの酒蔵と見学施設をご紹介!!

灘のお酒は灘五郷として有名です。

 

 

東灘区にも灘五郷の酒蔵が大きく分けて2つあり、今回はそのうちの一つ、

 

 

御影郷を紹介します。

 

その他の神戸市紹介はこちら

神戸市まとめ

スポンサーリンク

御影郷

 

御影郷は灘五郷のうちの一つで、範囲としては住吉川から西一帯、石屋川周辺までの広大な面を差します。

 

そのため五郷のなかで西宮郷についで多い8つの酒蔵を有してます。

 

 

西郷:3箇所

御影郷:8箇所

魚住郷:4箇所

西宮郷:10箇所

今津郷:2箇所

 

 

 

また見学施設も8箇所のうち5箇所もあるので施設巡りで一日中楽しむことも可能でしょう。

 

 

へべれけになるかもしれませんが。。。

 

 

それではさっそく紹介していきましょう。

 

 

白鶴酒造(白鶴)

出典元:www.hanshin.co.jp/

白鶴のコンセプトは「時をこえ 親しみの心をおくる」をスローガンに、創業以来、酒造りひとすじに歩んでます。

 

白鶴酒造は清酒の醸造、販売を通じて、地域の食文化・生活文化を応援してきました。

 

 

真っ白の鶴のマークでおなじみですが、こちらは見学施設もあり、昭和40年代中頃まで実際に清酒醸造に使われていた本店壱号蔵を改造して開設されました。

 

内部は昔ながらの酒造工程をそのまま保存し、作業内容を再現するため、 等身大の人形を配置するなど、清酒の生まれるまでを立体的にわかりやすく展示しています。

 

 

白鶴資料館アクセス


・見学時間 9:30〜16:30(入館は16:00まで)
・休館日 盆・年末年始

 

菊正宗酒造(菊正宗)

出典元:www.hanshin.co.jp/

菊正宗は、万治2年(1659年)の創業以来350余年、素材や杜氏の技にこだわった「品質本位」の主義を掲げ、日本酒造りを進めています。

 

おいしい料理を本当においしく味わうために、良質の水のようにクセがなく、飽きのこない日本酒「本流辛口」を守り続け今日も美味しい日本酒を造っています。

 

 

近年130年ぶりに新ブランド「百黙(ひゃくもく)」は飲みやすく日本酒が苦手な人にもおすすめと評判。

 

 

 

菊正宗も見学施設があり、こちらは国指定の重要有形民俗文化財「灘の酒造り用具」を展示・解説する唯一の施設。

 

丹波杜氏秘伝の「生もと造り」を今に伝えるお酒の博物館です

 

搾りたて原酒をはじめ、いろいろなお酒の試飲ができ、お酒に合うおつまみ類や、オリジナルグッズの販売もしています。

 

 

 

菊正宗記念館へのアクセス


・見学時間 09:30〜16:30(入館は16:00まで)
・休館日 年末年始

 

剣菱酒造(剣菱)

出典元:www.hanshin.co.jp/

剣菱は永正2 年(1505)の創業以来、伊丹から灘へと醸造の舞台を移しながら、500年の時を経て今に至るまで、技と感性を磨き、昔から愛され続けている味を、昔と変わらない商標とともに提供し続けています。

 

独特なマークは古より不変の商標。

 

剣菱の揺るぎなき精神は、多くを語るより、この事がすべてを物語っております。

 

今後も不変の美を貫き、代々守り続けてきた日本の酒文化を未来へと継承していくのをモットーに世に愛される酒を造り続けている会社です。

スポンサーリンク

戎面

出典元:www.nadagogo.ne.jp/

「戎面(エビスカホ)」・・・富貴繁栄をもたらす七福神の筆頭、えびすさまの顔。

 

天の美禄と賞される戎面の酒をご自愛下さる皆々様の酔い心地の様子、又お家の御繁栄を祈って命名されたと聞きます。

 

 

残念ながら阪神大震災時に被災して以降休造しています。

 

 

 

神戸酒心館(福寿)

出典元:www.hanshin.co.jp/

宝暦元年(1751年)に創業した神戸酒心館は、手造りにこだわる酒蔵として十三代にわたり「福寿」の名を守り続けています。

 

良質な原料、蔵人の感性、膨大な手間と時間。その、どれひとつが欠けてもおいしいお酒は完成しません。

 

酒心館は効率やスピードを追わず時代におもねることのない丁寧な酒造りを続け、日本酒の豊かな伝統を未来へ繋いでいきたいという信念のもと、また酒造業以外にもさまざまな事業に取り組み食文化や地域文化にも貢献している会社です。

 

 

神戸酒心館も見学施設があり、予約必須ですが蔵の見学蔵出しの生酒や季節限定のお酒の無料試飲・全国から取り寄せた食品のお買い物などを楽しめます。

 

 

また「さかばやし」という料亭もあり、自家製豆腐やそばとともに蔵でしか味わえない原酒を楽しむ事も可能。

 

 

酒心館へのアクセス


・見学時間 10:00〜18:00
・休館日 正月三が日

 

泉酒造(仙介・琥泉)

出典元:www.hanshin.co.jp/

泉正宗は泉酒造が作り続けているお酒でした。

※ 残念ながら諸事情により現在は造っておらず、現在は仙介琥泉が主力商品となっています。

 

平成7年の阪神大震災により蔵が倒壊消失し、1756年創業より続けてきた自家醸造を断念せざる得なかった泉酒造は、平成19年より、多くの方々の協力を得て自家醸造を再開することが出来ました。

 

作り手として技術を伝承できる喜びを噛みしめ、歴史と伝統を受け継ぎつつも変化を恐れずチャレンジしています。

 

 

安福又四郎商店(大国政宗)

出典元:www.hanshin.co.jp/

大黒正宗を販売している安福又四郎商店の創業は1751年(宝暦元年)。

 

兵庫県産の酒造好適米「山田錦」や「兵庫夢錦」、酒造りにはかかせない灘の銘水「宮水」を使用した酒蔵です。

 

高品質な兵庫県産の原料にこだわり、全商品を限定流通の完全特約店制で展開しているのが特徴。

 

 

大黒正宗も見学施設があり、蔵直営の販売所となっています。

 

大黒正宗の全商品を販売しており、また大黒正宗が買える特約店の紹介もしています。

 

 

 

直売所へのアクセス


・見学時間 10:00〜17:00
・土日祝日

 

嶋酒類食品(甲南漬け)

出典元:www.hanshin.co.jp/

元々は御影郷で「酒粕」の仲買をしてましたが、明治3年に酒粕を利用した『粕取り焼酎』の製造を始めました。

 

高嶋酒類食品はこの年を創業年としてます。

 

明治29年にこの焼酎を利用して『本みりん』の製造を始め、そして明治38年からここ酒処「灘」の酒粕と自社醸造の本みりん・みりん粕をふんだんに使用し丹念に漬け上げた芳醇なコクと香りが自慢の奈良漬を製造してます。

 

昭和5年に「六甲山の南で作った美味しい奈良漬」という意味で【甲南漬】の商標を取得し、現在に至ります。

 

 

ちなみに現在では『粕取り焼酎』は製造してないそうです。

 

 

 

高嶋酒類食品も見学施設を用意しており、施設名は「こうべ甲南 武庫の郷」

 

平成7年の阪神大震災で東海した甲南漬本店の跡地に作られたコミュニティスペースです。

 

 

甲南漬資料館や特売店舗の本店、食事所などがあります。

 

 

武庫の郷へのアクセス


・見学時間 10:00〜17:00
・休館日 年末年始

 

さいごに

神戸市東灘区というエリアに8箇所もあるのでほぼすべての酒蔵が集まっています。

 

 

 

最初にも書きましたが1日かけてすべて回って歴史を感じるのも粋な観光でしょう。

スポンサーリンク

コメントは受け付けていません。