鈴蘭台の観光を楽しむ!しあわせの村の周辺や北区の名所や行き方は?

北区・鈴蘭台の観光名所タイトル

神戸市には9つの区があります。
そのうち北部にあって一番広い地域を有しているのが神戸市北区

中心部の鈴蘭台のほか、有馬温泉や有名な道の駅フルーツフラワーパーク大沢など魅力的な名所がいっぱい!

今回は神戸市北区の観光スポットをご紹介します。


スポンサーリンク

神戸市北区

神戸市北区

兵庫県の三木市、三田市、西宮市に面する北区はもともとは神戸市兵庫区の一部でした。

昭和48年の8月に兵庫区から分離した比較的新しい区です。

場所は六甲山の北側に位置しており、広さは神戸市の約44%をしめ、神戸市9区のなかで1番広い区です。

その広い土地に住宅地域と農村地域が調和しており、人口は兵庫区から分離した時代と比較して約2倍にまで増えました。

 

そんな北区には、古い歴史を伝える名所旧跡や貴重な歴史文化財が数多く残っており、現存する民家の中で日本最古の箱木千年家を代表とする『茅葺(かやぶき)民家』

出典元:www.city.kobe.lg.jp/ 

国指定重要文化財の『石峯寺(しゃくぶじ)』などがあり、

石峯寺

出典元:encrypted-tbn0.gstatic.com/

桜や紅葉の名所も多く四季折々にさまざまな景観を楽しめます。

そして忘れてはいけない北区の魅力といえば、『有馬温泉』です。

有馬温泉

六甲山の美しい山並みに抱かれた「有馬温泉」は、日本最古の温泉のひとつに数えられ、太閤秀吉がこよなく愛したことで有名です。

有名なところだと『金の湯』『銀の湯』などの温泉があり、こちらは日帰りでも楽しめるようになっています。

また歴史、文化、旅館などを目当てに国内外問わず多くの観光客でにぎわう、神戸を代表する観光地といて連休には県外からの観光客でにぎわう歴史ある温泉街です。

有馬温泉の歴史

そんな有馬温泉のある北区有馬町は有馬町は温泉地以外にも歴史が古く、「温泉寺」「極楽寺」「念仏寺」「湯泉神社」などの由緒ある寺社が現存。

温泉寺と善福寺の彫刻や湯泉神社の絵画は、国の重要文化財に指定されており、また1月の「入初式」、11月の「有馬大茶会」などの伝統行事も行われています。

人気の観光スポットでは、太閤秀吉にまつわる「ねね橋」「太閤の湯殿館」、三大公園といわれる「瑞宝寺公園」「鼓ヶ滝公園」「愛宕山公園」、その他「金の湯」「銀の湯」「有馬の工房」などがあり、四季を通じて数多くの観光客で賑わっています。

温泉地としては全国でも珍しく、歴史的に衰退と復興を繰り返してきました。言い換えると衰退しても必ず誰かに復興されてきたほど愛された温泉地とも言えます。

兵庫県にゆかりの多い行基(ぎょうき)も有馬温泉を復興させた素敵な人の一人です。

そういった有馬温泉復興の歴史は道標がいくつか現存しており、有馬の街で見かけるけることができます。

有馬温泉へのアクセス

最寄り駅:神戸電鉄の「有馬温泉駅」

神戸電鉄有馬温泉駅を下りるとそこが有馬温泉街になります。
日帰り温泉だと有名なのが「金の湯」「銀の湯」ですね。

金の湯と銀の湯に関してはこちらの記事でも紹介してます。

有馬温泉の金の湯への行き方は?源泉の効果効能は?

有馬温泉の銀の湯!アクセス方法は?営業時間は?

神戸市立 森林植物園

北区は歴史的建造物に閑静な住宅街のほか、広大な敷地を占める豊かな自然も魅力の一つです。

そんな自然を楽しめるのが「森林植物園」です

森林植物園の歴史

神戸市の森林植物園

森林植物園がある山田町は、南は六甲山系、北は帝釈・丹生山系に挟まれた谷筋にある山田川(志染川)流域に開けた地域です。

東西に走る街道は、昔は山陽道の裏街道として利用され、第一級の文化が流れ込んだといわれており、「六條八幡宮の三重塔流鏑馬神事」「若王子神社」や「箱木千年家」などの数多くの文化財や伝統行事が残っています。

そんな山田町にある神戸市立森林植物園は、単なる見本園ではなく生きた植物本来の姿を樹林として解放している広大な植物園です。

園内には、約1,200種、うち約500種は外国産の植物を中心に、北アメリカ・ヨーロッパ・アジア・日本といったエリア別に自然を活かして展示しています。

また六甲山の幻の花といわれたシチダンカを含めて全国的にも稀少な植物も見ることおができますよ。

森林植物園へのアクセス

最寄り駅:神戸電鉄の「北鈴蘭台駅」から無料送迎バスで約10分

とにかくめっちゃ広いです。
そしてめちゃくちゃ花があります。

春は桜、夏は元気な木々に囲まれますし、紅葉のシーズンになると毎年イベントでライトアップされたり風景を心ゆくまで楽しめます。

しあわせの村

鈴蘭台からバスで行ける「しあわせの村」は、あふれる緑に包まれ、こどもからおとなまで誰もが楽しめる総合福祉ゾーンです。

しあわせの村の歴史

しあわせの村の風景

出典元:www.shiawasenomura.org/

しあわせの村の歴史は昭和52年まで遡ります。

この年、神戸市が健康で文化的な生活水準を全市民に保障するという目的で、全国に先がけて「神戸市民の福祉をまもる条例」を制定しました。

この条例の基本理念である「自立と連帯」を、具体的な施設整備を通じて実現するために建設されたのが「しあわせの村」です。

 

205ヘクタールもある敷地内には、運動広場、芝生広場、キャンプ場など、多種類の屋外スポーツ施設のほか、レクリエーション施設や宿泊施設、温泉施設などもありいろいろな人に活用されています。

しあわせの村へのアクセス

最寄り駅:

・鈴蘭台駅:鈴蘭台駅近くの神戸鈴蘭台郵便局正面より(火曜日以外は毎日運航)

・須磨:北須磨団地もしくはコープ名谷前より(月・木・土に運行)←駅前ではないので注意!

・妙法寺駅:地下鉄妙法寺駅前ロータリーより(月・水・金に運行)

駐車場:有。1日500円

それぞれの乗り場の詳細はこちらの公式サイトに載っています。

【公式】しあわせの村無料シャトルバス乗り場

時刻表も公式サイトにありますので事前に確認してから向かってくださいね!

また駐車場利用の場合は18歳未満の家族がいれば無料になります!

あいな里山公園

スポンサーリンク

しあわせの村の隣にあるのが「あいな里山公園」です。

あいな里山公園は淡路島にある『淡路地区』と神戸市北区にある『神戸地区』の2地区からなる全体面積330haの国営公園神戸地区の公園です。

あいな里山公園の歴史

あいな里山公園は、地域の里地里山の景観を保全・再生し、大都市近郊で誰もが気軽に里地里山文化を体験できる公園として、平成28年5月28日に開園を迎えました。

古い日本の歴史を感じる建物を活かした茅葺き民家「伝庫の家」や源義経の伝承が残る地“白拍子(しらべし)”、「白拍子の家」の裏側にある「だんだん畑」では季節ごとの耕作体験が楽しめます。

非常に広大な敷地のため園内の移動はトラムカーがおすすめ。
ただトラムカーは13人までなので満員の場合は徒歩になりますね。

徒歩の場合でも端から端まで歩いて約15分程度なので十分満喫しながら散策できると思いますよ!

あいな里山公園へのアクセス・入場料など

最寄り駅:しあわせの村から無料送迎バスあり

入場料:450円(小中学生は無料)

駐車場:有。1日500円

上記以外にも神戸電鉄粟生線「藍那(あいな)駅」から徒歩20分程度でも行けます。

【公式】粟生線藍那駅からのアクセスマップ

また駐車場に関しては18歳未満の人がいればしあわせの村の駐車場と同様18歳未満の家族がいれば無料になります。

すずらんの湯

しあわせの村に向かうバスが出ている鈴蘭台駅から、同じくバスで行けるのが「すずらんの湯」です。

すずらんの湯の歴史

すずらんの湯

出典元:lh3.googleusercontent.com/

すずらんの湯はカトープレジャーグループという会社が運営している温泉リゾート施設で、山を望める自然に囲まれた空間に広々とした露天風呂を備えた、趣向をこらした湯船が楽しめる施設です。

源泉は地下1000m以上もの深さから得た無色透明で刺激が少なく、肌にも優しい弱アルカリ性の単純温泉。

 

高級感漂う和の作りの入り口から入り、露天風呂で疲れを癒したあとは名店の「つるとんたん」監修のうどんを中心にお鍋にお膳、会食料理がメインの「山水草木」で食事を楽しめます。

飲み物はビタミンやミネラル、食物繊維などの栄養素を含む野菜やフルーツを使ったデトックス効果のあるオリジナルジュースも人気ですね。

すずらんの湯へのアクセスや入泉料

最寄り駅:神戸電鉄「鈴蘭台駅」もしくは「北鈴蘭台駅」からシャトルバス

入泉料:

・平日800円(小学生以下は400円)

・土日祝950円(小学生以下は500円)

営業時間:10:00~23:00

駐車場:有。170台。無料

車がある方は車の方が楽ですね。駐車場も無料ですし。

もし電車で行く場合は神戸電鉄鈴蘭台駅からバスで行けます。

【公式】すずらんの湯無料送迎バス案内

北鈴蘭台駅からも出ていますので近い方で利用すれば良いと思います。

 

めんたいパーク神戸三田

「めんたいパーク神戸三田」
めんたいパークは明太子の老舗「かねふく」が運営する明太子専門テーマパークです。

お店の名前にある「三田(さんだ)」とは、兵庫県にある三田市のことでもちろん神戸市とは別。

めんたいパーク神戸三田は三田市にあるJR三田駅からバスでいけます
しかし住所は神戸市北区という珍しい場所です。

めんたいパーク神戸三田の歴史

めんたいパーク神戸三田の外観

出典元:mentai-park.com/

 

運営会社の「かねふく」は1971年から今までずっとこだわりをもって明太子を作り続けている老舗の会社。

安心安全な美味しい明太子と、明太子づくりへの情熱を 食を通していろんな人に届けたいという想いから、 明太子工場に見学ギャラリー、直売店を併設し、 “めんたいパーク”としてOPENしたようです。

現在全国では5か所。うち「めんたいパーク神戸三田」は平成27年にオープン。

 

明太子の工場直売や工場ギャラリー、ここでしか味わえない明太子のソフトクリームや出来立て明太子おにぎり明太子フランスパンなどが食べられます。

明太子フランスパンは人気があってすぐ売り切れていたりしました。

めんたいパーク神戸三田へのアクセスや営業時間・入場料

最寄り駅:JRまたは神戸電鉄「三田駅」から無料送迎バスあり

入場料:無料(施設内のめんたいランドは大人500円・子供300円

営業時間:09:00~18:00

駐車場:有。無料。260台

三田駅から無料の送迎バスがあります。

【公式】めんたいパーク無料送迎バス案内

ちなみに神戸電鉄のんだ駅もJR三田駅も同じ場所にあるのでどちらでも構いませんよ。

キリンビール神戸工場

「キリンビール神戸工場」はその名前の通り飲料メーカーキリンビールの神戸工場です
工場ですが工場見学ツアーをやっており週末になるとけっこうな参加者が集まる人気イベント。

扱っているのがお酒のためもっぱら年長者が多いですが、中には環境への取り組みを紹介する内容や、季節によって内容が変わる家族向けのツアーもありお酒が苦手な人でも楽しめるようになっています。

キリンビール神戸工場の歴史

ビール工場見学の歴史は結構古く、明治維新までさかのぼるそうです。

当時、日本を近代国家へと成長させるためビール醸造にも関心を持っており、岩倉具視が率いた有名な岩倉遣外使節団がイングランドのビール工場を視察していた記録が残っているそうです。

 

その後、明治100年にあたる1968(昭和43)年に100年のビールの歴史を振り返る、「目で見るビール百年展」という企画展をキリンビールの広島工場が開催。

このとき初めて一般の人を対象にした工場見学が行われました。

キリンビールはその後、工場見学の受け入れを本格化。各工場での見学の内容を統一し、現在では全国9か所のビール工場で見学ツアーを行っています。

 

その一つが神戸工場の見学ツアーです。

 

また食事ができる「丘の上のビアレストラン」が敷地内にあり、落ち着く雰囲気の店内で工場直送のビールが楽しめます。

食事はサラダと焼きたてのパンが食べ放題。

キリンビール神戸工場へのアクセス・見学ツアー詳細

最寄り駅:JRもしくは神戸電鉄「三田駅」から無料送迎バスあり。

ツアースタート時間:09:30~15:40の間

ツアー所要時間:約60分

ツアー参加費:無料

事前予約制のため要予約

駐車場:有。無料。100台

駐車場はありますがツアーに参加しても飲酒できませんので電車とバスがおすすめです。

また三田駅からの無料送迎バスは公式サイトにバスの時刻表が載っていますので参考にしてください。

【公式】キリンビール神戸工場ラガーバス時刻表

ちなみにこんなバスです。

キリンビールのラガーバス

出典元:pbs.twimg.com/

また工場見学ツアーは事前予約制ですので必ず予約してから向かってくださいね!

ツアー予約はこちらの公式ページから。

【公式】キリンビール神戸工場見学ツアー

フルーツフラワーパーク大沢

「フルーツフラワーパーク大沢」は神戸市北区の大沢にある道の駅。

ちなみに、大沢は「おおぞう」と読みます。

道の駅と聞くとこじんまりとした木造の建物に現地の食材が並んでいる雰囲気をもっていますが、

「フルーツフラワーパーク大沢」は広大な敷地面積を有する「財団法人神戸みのりの公社」の事業の一つです。

フルーツフラワーパーク大沢の歴史

フルーツフラワーパーク大沢の外観

出典元:www.michi-no-eki.jp/

フルーツフラワーパーク大沢は平成5年の開園しました。

もともとは

「豊かな自然環境の中で、人が花と果実に触れ、都市と農村の住民が交流することを通じて、市域農業の振興と地域の活性化を図るとともに、市民文化の向上、健康の増進、憩いと安らぎの場の提供等に資する」

という、訳すと豊かな自然の中で住民と文化を育む場所として開発されていったようです。

その後いろいろあり(by 神戸市のサイト)現在ではフルーツ狩りもできて美味しい食事が楽しめて、ショッピングも楽しみながら遊園地や温泉、プールにゴーカートなど様々な楽しみ方ができる巨大テーマパークとして人気を集めています。

 

また神戸イルミナージュという冬のイルミネーションが壮大で人気。

神戸の冬といえばルミナリエが人気ですが、なかなかどうして神戸イルミナージュも必見ですよ。

 

現在の運営会社は神戸みのりの公社。

神戸みのりの公社といえば神戸ワインの神戸ワイナリー六甲山牧場を運営しており、神戸市垂水区の垂水駅近くにあるアウトレットモール・マリンピア神戸にもいっちょかみしてますが、フルーツフラワーパークの運営もしっかりやられていますね。

 

フルーツフラワーパーク大沢へのアクセスや営業時間

最寄り駅:神戸電鉄「岡場駅」からバスで約15分

営業時間:09:00~17:00(店により異なります)

駐車場:有。無料。630台

かなり広くて1日中楽しめるおすすめのスポットですが、バスの本数が少ないので、車を持っている人は車で行く方がおすすめです。

ちなみに岡場駅から出ているバスの時刻表はこちらを参考にしてください。
【公式】フルーツフラワーパーク大沢バス時刻表

さいごに

 

北区はほかにも観光スポットが多数あり、また農産物の特産品もいくつかあります。
紹介した森林植物園がある山田町では北区の花にも選ばれている菊の花が名産ですね。

北区自体が広くて広大なため名所と名所が離れていますが、どこもおすすめのスポットです。

スポンサーリンク

 

ぜひ素敵な旅を楽しんでくださいね!


コメントを残す