有馬温泉といえば太閤 豊臣秀吉も愛した温泉街として有名ですが、
その自然に囲まれた地では温泉以外でも観光スポットがございます。
特に四季折々の景色を楽しめますので散策気分でちょっと足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。
ということで今回は有馬温泉街近くにあるオススメの公園の紹介です。
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瑞宝寺公園
瑞宝寺(ずいほうじ)公園は北区有馬町にある、兵庫県下でも有数の紅葉の名所として有名で、紅葉の時期でもある11月2日と3日は毎年「有馬の大茶会」が行われるということで多くの人で賑わっています。
観光スポット!瑞宝寺公園の魅力とは?
そんな瑞宝寺公園の境内には松やカエデが多く、豊臣秀吉が「いくら見ていても飽きない」と誉め称えたことから、「日暮らしの庭」とも呼ばれているとか。
園内には、太閤秀吉が愛用したといわれる石の碁盤や、伏見城から移築した旧瑞宝寺の山門があります。
旅行雑誌やサイトなどでも紅葉の名所という紹介が多いのですが、実は秋だけではなく四季おりおりで楽しめるスポットなんです。
春の季節には神戸市の「花の名所50選」にも選ばれるほど美しい桜が満開になり、夏は新緑の葉がさわやかな雰囲気を造ります。
また近くにある滝は太鼓滝といい、癒しと涼しさを感じる夏の散策にはもってこいのスポットです。
このように書きましたが基本ほとんど登山です。
公園だぁ!と思って行ってみるとショックを受けるでしょう。
瑞宝寺公園へのアクセス
神戸電鉄有馬温泉駅下車から徒歩約15分
愛宕山公園
愛宕山(あたごやま)公園も北区有馬町にある公園で、有馬の温泉街の展望が楽しめる高台にあります。
観光スポット!愛宕山公園の魅力とは?
公園と言っても自然の地形を生かした緑豊かな公園で梅林などもあり、愛宕山はもともとは2000万年もの前の火山活動によってできた火山だそうで、山の北側斜面からは金泉、南側からは銀泉と呼ばれる源泉が湧き出ています。
また、瑞宝寺公園でも名前のでた豊臣秀吉が茶の湯を楽しんだと言われる「遊楽館」の跡があり、秀吉遺愛のものと伝えられる、真ん中が鉢状にくり貫かれている亀の形をした岩があり、『亀の手洗い鉢』と呼ばれています。
しかし、秀吉以前に遡る可能性もあり、「亀の御紋」を持つ湯泉神社と関係のあるという説も。
その湯泉神社は愛宕山公園のそばにあり、よかったらその亀の御紋と亀の手洗い鉢を見比べてみるのもいいですね。
愛宕山公園へのアクセス
神戸電鉄有馬温泉駅下車から徒歩約15分
鼓ケ滝公園
鼓ケ滝(つつみがたき)公園は、こちらも北区有馬町にある公園で、上記2つと比べるとやや小さめですが、
ポン!ポン!と鼓を打つかのような軽やかな落水の響きが滝壷から聞こえていたことに由来する名称です。
観光スポット!鼓ケ滝公園の魅力とは?
散策路の奥には、公園名の由来となった滝があり、この滝が六甲山の清らかな水が流々と流れ落ち、森林浴に最適。
初夏の夕暮れには蛍が有名で、あたり一面を飛び交う様は圧巻です。
そして春は山桜、夏はアジサイ、秋は紅葉と、年間を通じて美しい自然が楽しめる公園です。
また鼓ケ滝公園から温泉街まで向かう途中にある有馬ます池ではニジマス釣りが楽しめます。
というよりむしろ公園と同じ施設と言ってもいいくらい近い。
釣りは初心者の方でも楽しめるようになっており家族連れやデートでも使えるかも。
入園料(150円)と貸し竿料金(1030円)かかりますが3尾は保証されているので手ぶらで帰ることはありません。
釣ったニジマスはからあげや塩焼きに料理してもらえ、料理されない場合はニジマスの商品と交換で持って帰れます。
鼓ケ滝公園へのアクセス
神戸電鉄有馬温泉駅下車から徒歩20分
もしくは六甲有馬ロープウェイ有馬温泉駅下車すぐ。
さいごに
少し歩きますが鼓ケ滝公園から瑞宝寺公園までのハイキングコースもあります。
動きやすい靴で快適な季節に一度チャレンジしてみてはいかがでしょう。