数年前から食パンブームが起きてますね。
ちまたの食パン専門店では素材や製法にこだわって焼き上がり前から長蛇の列ができていたりしています。
そんな美味しい食パン専門店が多数ある中、今回紹介するのは神戸の岡本にあるフロイン堂。
専門店ではなく普通の町のパン屋さん。
食パン以外にもアンパンやカレーパンなど普通のパンも焼いて売っているんですが、フロイン堂の食パンは多くの人が絶賛するほど美味し過ぎる。
ここ以上に美味しいと感じる食パンはなかなか出会えません。
今回は老舗パン屋さん「フロイン堂」の食パンと、買いに行ったときの感想を紹介したく思います。
ちなみに…車で向かう際は注意点をまとめたこちらの記事を参考にしてください。
Contents
神戸の老舗「フロイン堂」
神戸の岡本という地にあるパン屋さん「フロイン堂」
一見、普通の町のパン屋さんのように見えますが、パン好きなら一度は耳にしたことがある知る人ぞ知る名店。
もともとは神戸の名店フロインドリーブののれん分けという形で1932年に創業。
その時代からパン一筋で現在に至る老舗パン屋さんです。
食パン専門店がはやる前から人気の食パン
専門店が多数はやっている近年のブームで食パンが注目されつつありますが、フロイン堂の食パンはブーム以前からの大人気!
ほかのアンパン(あんドーナツ)やカレーパンなども焼き上がりと同時に売れていきますが、食パンは焼き上がる以前に予約で売り切れることも!
現在は昼(14時)と夕方(16時)と1日2回焼いているにもかかわらず、です。
そんな大人気の食パンも含めて店主がパンを焼く際のこだわりがこちら。
3つのこだわり
創業当時からこだわっているのが以下の3つだそう。
・パンの生地は手でこねる。
最近では生地をこねるのに機械を使っているお店もありますが、フロイン堂は毎日朝からその日に焼くパン生地を手ごねしています。
機械と違って手ごねの場合は非常に重労働。簡単にできるものではありません。
そして機械を使う方が何倍も楽にたくさん作れるでしょう。
それでも手ごねにこだわるからこそフロイン堂の美味しさが生まれるのでしょうね。
・レンガの窯でパンを焼く。
レンガ窯だと内部を300度の高温まで温度が高まり、その余熱だけでパンが焼けます。
そのため余分な水分が飛び誰もが驚く食感が生まれるのだそう。
・パンは手渡し
知名度が高まり、イベントなどの依頼や地方発送の要望もたくさんあるそうです。
それでも「手渡し」にこだわっているため岡本の店舗での店頭販売していないという。
しかし、それにも関わらず予約が殺到するのがフロイン堂のすごいところ。
実際に行ってわかったこと
私の家がフロイン堂のある岡本駅から距離があるためなかなか行けなかったんですけど、先日久しぶりに買いに行けました。
その際に感じたことを少しでも参考にしていただければ幸いです。
電車で行くと近い
これは私が以前に電車で行ったときの感想です。
-参考マップ-
本来の最寄り駅は阪急「岡本駅」になるんでしょうね(岡本からのルートは下段に載せてます)。
私の最寄り駅がJRだったので「摂津本山駅」から歩いたのですが、JR摂津本山駅-阪急岡本駅の間は入り組んだ路地にオシャレな雑貨屋や美味しいお店が並ぶ人気エリア。
そんなオシャレな町並みの中を歩いていくと10分もかからずにお店に到着します。
さすがに海側を走る阪神電車の「青木(おおぎ)駅」からは距離がありますが、JRと阪急どちらからもすぐに行ける近い距離にお店があります。
ちなみに…
・阪急「岡本駅」-フロイン堂:歩いて約5分
・JR「摂津本山駅」-フロイン堂:歩いて約10足らず
・阪神「青木駅」-フロイン堂:歩いて約25分程度
専用駐車場はない
前回は電車で行きましたが今回は車で向かいました。
岡本駅周辺は先ほど紹介したように入り組んだ細い路地沿いにお店が並んでいるのでほとんどのお店で専用駐車場はありません。
フロイン堂も駐車場がないため、近くのコインパーキングなどに車を停めていくことになります。
私が使ったのはここですね。
ガーデンパーキング・ウエスト
30分200円。1時間で400円です。
お店まで歩いて5分もかからなかったのでフロイン堂以外立ち寄る予定がなければ200円で済みますよ。
※ 私の場合は電車でくるより駐車場に停める方が安かったので駐車場を使いました。
フロイン堂までパンを買いに来る往復の電車賃やバス賃と比較して安い方が良いですね!
ちなみにこちらの記事では車で行く際の注意点をまとめてます。
パンは予約優先
パンの販売は予約優先 です。
食パンの時間は14時と16時の2階。
予約は当日しか受け付けしておらず、09:00から受付開始。
おそらく9時になったとたんにお店の電話が予約の電話で殺到することもあるのか、つながりにくい時がありますが、
その際は少しだけ間を開けてかけなおしてみてください。
余っていたら購入できる
今回私が買いに行った際は予約をせずに行きました。
時間は15時頃で、おそらく14時の「1回目」の食パンでしょうか。
半分と3分の1が余っていたので半分の方を無事買うことができました。
ですので毎日予約用で全部売り切れることはないのですが、今回行ったのが平日だから残っていたのかもしれません。
逆に平日の出来立て1時間後にほとんど残っていないことに驚きです。
ちなみに私が買いに行ったときも15時なのに「閉店前か?」と思うくらい並んでいるパンの種類が少なかったですね。
その時に店頭に並んでいたパンは食パンの他、田舎パンにぶどうパンが数個、15時出来立てのビスケット。あとなぜかバターケーキも並んでいました。
ひょっとしたらメニューの焼き上がり時間以外にもイレギュラーで焼いていたりするのかもしれませんね。
妻曰く、「耳がない食パン」
バターケーキとどっちにしようか悩んだんですが、食パンと一緒に買ったのは田舎パンです。
家に帰って私は食べる機会がなく就寝からの翌朝出勤だったのですが、妻が食パンを食べた第一声の感想が、
「耳がない」
…いや耳あるし。
妻が何を言ってるのか理解できなかったのですが、妻が言うには
「耳がぜんぜん固くない。こんな柔らかいパンの耳初めて。だからこの食パンに耳がない。」
ということだったそうです。
よく分からなかった感想でしたが、とにかくパンが異常なまでに柔らかく、食べたことないという感想でした。
翌日以降も固くならない
そして私が食べたのは翌朝。
会社について朝ごはんとして持ってきた田舎パンと食パンを食べたんですけど、1日経っていてもぜんぜん固くなってない。
妻が言ってた柔らかさはこの食べたときにようやく実感しました。
そして私自身の感想は、
めちゃくちゃ美味しい食パン!!!
でした。
たしかに昔にも買って食べたのですが、思い出補正もあるんじゃないのか?と自分を疑っていたのも事実です。
(昔の思い出だから美味しかったと思っているのでは?いまの食パン専門店と比べると…)
そう思っていました。
そして、フロイン堂に行く1週間ほど前、某神戸の有名食パン専門店の食パンを食べてましたから。
専門店の食パンを食べてからの、フロイン堂だったのです。
結果はフロイン堂の圧勝でしたね笑
フロイン堂の店舗情報
住所:神戸市東灘区岡本1-11-23
連絡先:078-411-6686
営業時間:09:00~19:00
定休日:日曜、祝日
予約方法:当日のみ受付可
最寄り駅:阪急「岡本駅」
駐車場:なし
注意点:食パン以外もすぐ売れていくので普通のパン屋さんのように常時数種類が並んでいることがほとんどないです。
ポイント
予約は当日9時から受付開始!
すぐに売れるのでほとんど店頭に並ばない!
確実に買いたいなら予約必須!
さいごに
いやでも、以前もフロイン堂で食パンを買って食べましたが、改めて食べるとやっぱりよその食パンとは味の次元が全然違う。
手ごねだから生まれるのか、それともレンガ窯の実力なのか、いや両方でしょうね。
「美味しい」と感じる味覚は人それぞれですのでよその食パンのことを美味しくないというつもりは毛頭ありませんよ。
ただ、少なくとも私の味覚は他のどの食パンよりフロイン堂の食パンの方が絶対的に美味しいです!
まだ食べたことがない人は一度はフロイン堂で食パンを食べてみてはいかがでしょうか。
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