海神社に五色塚古墳!垂水の観光スポットを厳選してご紹介!

神戸の西に垂水という地域があります。

 

昔から航海の要所として重要拠点として扱われており、歴史的建造物が多数ございます。

 

またアウトレットモールもあれば世界一の吊り橋もあっても実はけっこうすごい土地。

 

今回はそんな神戸の垂水区の紹介です。

 

 

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垂水区の概要


垂水区は神戸市の市街地の西端に位置しており、東側には須磨区、北側は西区、西側は明石市にそれぞれ隣接しています。

区内の地勢は、いくつもの川とその間に広がる丘陵地で形成されており、ほとんどが住宅地。

 

かつては各河川の流域に集落が散在する小村でしたが、戦後、急速に都市化が進み、昭和30年に5万人だった人口が、40年には10万人、50年代には20万人と急増しました。現在は約22万人で、神戸市全人口の約15%を占めています。

 

区内の交通機関は、海岸線を東西に走るJR、山陽電鉄のほか、バス路線が垂水駅・舞子駅・朝霧駅の各駅前から伸びており、これらの路線は市営地下鉄とも区内を縦断するかたちで連絡してます。

 

また平成10年4月には明石海峡大橋が開通。

 

淡路や四国とつながり、人や文化・経済の交流拠点として大きく発展してきました。

 

垂水は畿内と山陽地域を結ぶ要衝の地として古くから開け、五色塚古墳や大歳山遺跡などの史跡が各地に点在しています。

 

ちなみに「垂水」という名称は「滝」から来ており、東垂水から塩屋へ続く道路の北側に、水の滴りが絶えることがなかった場所が4か所(駒捨の滝、琵琶の滝、恩地(おんぢ)の滝、白滝)あったとされています。

 

今では跡形もありませんが、この滝が地名の由来になったものと言われています。

 

垂水の観光名所は?

 

 

垂水は海に面した土地のため昔から交通が発達。歴史的にも重要な建造物が多数つくられてきました。

 

また海沿いという立地を生かしたショッピングモールもあって非常ににぎわっている名所もあります。

 

ということで垂水区にある観光名所を紹介します。

明石海峡大橋

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明石海峡大橋は兵庫県神戸市と淡路島の間の明石海峡に架かる、橋長3,911m、中央支間長1,991mの世界最大の吊橋です。

 

別名「パールブリッジ」とも呼ばれ(あまり使われていませんが…)、本州と四国を繋ぐ本州四国連絡事業の一環として建設され、1988年(昭和63年)5月に現地工事に着手。およそ10年の歳月をかけて1998年(平成10年)4月に完成しました。

 

大阪湾と瀬戸内海を繋ぐ明石海峡は、海峡の幅が約4km、最大水深は約110m、海峡を流れる潮流の速さは最大で毎秒4.5m。
また明石海峡は古くからの好漁場であるとともに、海上交通安全法によって国際航路に指定されており、1日に1,400隻以上の船舶が航行する、海上交通の要衝となっています。

 

そのため急潮流が流れる海の上で、水深60mの海底に、最大約12万トンの鉛直力に耐えうる基礎を建設する必要がありました。
さらに、当時の日本において最大規模であった1,000m級の吊橋の約2倍の規模である、中央支間長1,991mの橋の桁を架設する必要があるなど、当時の日本の持っていた技術だけでなく、沢山の新しい技術の開発を行い、それらの新技術も用いて建設されました。

 

明石海峡大橋は、こうした厳しい自然条件や社会条件の中で建設されました。

 

当時まだ実用的になってない技術がふんだんに使われ、昼間は電車の車窓からすらりと伸びる姿を、夜間はライトアップされた美しい姿を見せてくれる明石大橋。

 

JR舞子駅、もしくは山陽電鉄舞子公園駅から乗れる高速バスで淡路島に向かうと、その4kmの幅がある海上をバスが走ります。
そのバスから見える光景は一見の価値ありです。

明石海峡大橋のアクセス

住所:兵庫県神戸市垂水区東舞子町4

海沿いにある明石大橋は同じく海沿いを走る電車沿いの最寄り駅からすぐです。
JRの場合は神戸線の「舞子(まいこ)」駅
山陽電鉄の場合は「舞子公園」駅
両方の駅降りてすぐです。

五色塚古墳

五色塚古墳の外観

五色塚古墳はJR垂水駅、もしくは山陽電鉄垂水駅から徒歩で行ける場所にある古墳で、千壺古墳とも呼ばれ、4世紀後半に築かれた兵庫県下最大の前方後円墳です。

 

3段に築かれた墳丘のうち、下段は、地山を前方後円形に掘り残し、中段および上段は盛土を行っています。
下段の斜面には小さな石を葺き、中段および上段の斜面には大きな石を葺いています。

 

築造当時を想像すると、おそらく、緑の平野と青い海を背景に石で葺かれた灰色の巨大な人工物がそびえて、異様な景色をなしていたのでしょうか。
それが築造者の権威の大きさを示していたのでしょう。

 

現在は築造当時の姿に復元され、雄大かつ高度な古代の土木技術を体感できます。
また、そこから見える淡路島や明石海峡大橋の眺めは抜群です。

五色塚古墳のアクセス

住所:兵庫県神戸市垂水区五色山4丁目1

公開時間:9:00~17:00

定休日:12月~3月は月曜日。そのほかの月は無休。

こちらもありがたいことに駅から近いです。
JRだと神戸線の「垂水」駅
山陽電鉄だと「山陽垂水」駅
両方下車して北側。イオンを通りすぎて大通りから西の住宅街に向かって行くと徒歩5分程度でたどり着けます。

 

 

マリンピア神戸

マリンピア神戸

出典元:www.hyogo-tourism.jp/

マリンピア神戸は「南ヨーロッパの陽気な港町」がコンセプトで作られた三井のアウトレットモールです。

 

解放感のある複数の建物に約140店の店舗が立ち並び、国内外の有名メーカーやブランドが多数テナントとして入っています。

しかもそれらすべてアウトレット価格!!

 

私は特にアディダスやオニツカタイガーを中心に買いに行きますが、女性にも人気のアパレルショップも入っているのでお買い物におすすめですよ!

 

マリンピア神戸へのアクセス

 

住所:神戸市垂水区海岸通12-2

連絡先:078-709-4466

営業時間:10:00~20:00(お店によって異なります)

定休日:不定休

駅から多少歩きますが、土日祝日だと無料送迎バスが出ています。

山陽バスの画像

出典元:stat.ameba.jp/

この山陽バスの黄色いバスが垂水駅のバスロータリーから出ていますので利用すると楽ですよ。

 

海神社

海神社の鳥居

出典元:kaijinjya.main.jp/

海神社は「わだつみ神社」と読みます。

 

 

今から千八百年前くらいの昔、神功皇后(ジングウコウゴウ)が朝鮮半島よりの帰路、暴風雨のため、どうしても船を進めることができなくなりました。

皇后みずから綿津見(わたつみ)の神をお祭りになり、祈願したところ、たちどころに風波がおさまり御無事に都へ御還りになったそうです。

その時神功皇后が綿津見の神をお祭りになったところに御社を建て、御神徳を仰いだのが鎮座の由来だそうです。

 

ちなみに綿津見の神とは日本神話でも最初に登場する海をつかさどる神で、けっこう重大な、偉大な神です。

 

この偉大な神徳により、航海安全・漁業繁栄の神として仰がれ、さらにこの地が海や陸を問わず、古代交通の要地であったことから、交通安全の神としても仰がれております。

 

また海は万物をはぐくまる所。

 

海をつかさどる綿津見大神の娘 豊玉姫尊(トヨタマヒメノミコト)は彦火々出見尊(ヒコホホデミノミコト)に嫁がれて、皇室の親である鵜鶿草葺不合尊(ウガヤフキアエズノミコト)をお産みになりました。

 

そのとき大変安産であったところから、安産の神でもあり、彦火々出見尊は満珠干珠(みつたまひるたま)の霊力によって水をつかさどり、厄難を去る神であるところから、水産業・農業をはじめ水によって生計を立てる人の守護神であり、開運厄除の神でもあります。

 

 

 

とまぁ、地元から愛されるのが納得するくらいのご加護がいただける神様が集まっているのが海神社でございます。
神社巡りが好きな方はちょっと遠出してでも一度お立ち寄りしてみても良いのではないでしょうか。

海神社へのアクセス

 

住所:兵庫県神戸市垂水区宮本町5-1

連絡先:078-707-0188

JR垂水駅もしくは山陽電鉄の垂水駅下車。
南(海側)に進んだら国道があります。国道2号線。
そこに面して大きな鳥居がありますのですぐ分かるでしょう。

JRでいうと西口から出たら、
南側(ターミナル側)に進む。
国道(最初の車道)に出たら左に進む。
すぐ見える。

東口から出たら、
南側(海側)に進む。
国道(車道)が見えたら右。
しばらくしたら見える。

というように、本当に駅の真南にあります。

八幡神社

瑞丘八幡神社

出典元:www.eonet.ne.jp/

垂水の八幡神社は正式名称が瑞丘八幡神社(みずおかはちまんじんじゃ)と言い、通称名を垂水厄除八幡神社といいます。

 

創祀年代は不詳ですが、垂水の古社である海神社が当八幡宮の主祭神、神功皇后の祭祀により創祀されたと伝えられており(約1800年前)、その由縁から、往古よりこの地に祀られていたと考えられています。

 

現存する最も古い記録につきましては、現在のご本殿のご造営(文政6年、1823年)の際に奉納されたお札の裏書に、
「永禄七甲子年従上棟文政六癸未年迄二百六十年至」
(永禄7年[1564年]の上棟より文政6年[1823年]まで260年に至る)
と記されています。

 

一方、その札には、鎮守の西垂水村のみならず、東垂水、塩屋、下畑、東名、西名、滑、中山、奥畑、各村の庄屋、年寄の記名があり、また、明石藩家老の寄進安堵状(元和6年、1620年)に「垂水郷八幡宮」と記されていることから、垂水各村、明石藩からも尊崇され、垂水の八幡宮として祀られていたことを伺い知ることができます。

 

この垂水八幡神社が「垂水の厄神さん」や「厄除八幡さん」と呼ばれるようになったのは、中世(江戸時代)の頃から。

 

もともとは、矢羽田(ヤハタ)の神、農耕の神として垂水の田畑が見渡せる現在の場所に祀られてましたが、中世に入り、その神威により厄除開運の神として崇敬を集め、毎年、正月18日、19日に厄神祭を行うようになったそうです。

 

そして、この厄神祭は開運厄除、健康長寿、家内安全を祈る祭事として今も受け継がれています。

 

昭和6年に天神さま、荒神さま、豊臣秀吉を祀っていました瑞丘社が八幡宮に合祀され、名称を「厄除八幡神社」「垂水郷八幡宮」から「瑞丘八幡神社」へと変更し、現在に至っております。

八幡神社へのアクセス

住所:神戸市垂水区高丸1丁目3-5

連絡先:078-707-3654

海神社と異なり北(山側)にあります。

JRだと、
東口改札を出る。
左(山側)に進む。
ずっと進むと垂水小学校がみえてくるがそのまま進む。
とにかく道沿いに進み続ける
で、たどり着けます。

舞子の六神社

舞子 六神社

出典元:rokujinjya.jp/

舞子駅近くにある六神社の創建は、元禄二年(1689年)まで遡ることができるが、神社に関する古記録が失われているので、それ以前については不詳である。

 

しかし、神戸市中央区にある走水神社のように当時から人々に拝まれていた崇高な場所ということで現存している可能性が非常に高い場所にもなります。
関東でいえば八王子という地域にもいえることですね。

 

話が脱線しましたので戻しますと、江戸時代前期中葉に、播州明石郡の山田村の総鎮守として六社大明神の社を建て、六柱の神を祀ったのが創始であると思われているとのこと。

 

やはりタイムマシンが無いので憶測にしかなりませんが、江戸時代に6人…6「人」と表現していいのか分かりませんが、6人の神様を祀ったのが始まりといわれています。

 

村人の崇敬の厚かったこの六神社は、明治初期の神仏分離令により明神号廃止され、六社神社と名所が変わり、明治7年2月に列し、六神社(舞子六神社)と改称し、現在に至っております。。

六神社へのアクセス

住所:兵庫県神戸市垂水区西舞子1丁目5−7

連絡先:078-781-5584

JRでいうと、舞子駅。
山陽電鉄でいうと、西舞子駅が最寄りです。

西舞子駅の場合は下車して海側に進む。
左側に進むとすぐです。

JRの場合は、同じく海側に進み、
西側方面、つまり右側(明石や姫路、岡山の方)に進む。
左手に鳥居が見えたらそれ。

ですね。

この六神社は、
御祭神

伊邪那岐大神 伊邪那美大神 天照皇大神 素盞男大神 月夜見大神 蛭子大神

境内社

戎宮(蛭子大社)
大黒宮(大国主命)
大歳社(豊宇気比賣命)
白髭社(貴船大社)
稲荷五社(稲荷大神)
菅原社(菅原大社)
稲荷お松社(倉稲魂大社)

とけっこう有名どころな神様をすべて網羅していますので、規模の大きさの割には非常に有力な神社だと思います。
ここはおすすめです。

さいごに

垂水区は三宮から西に向かっていくと明石大橋が見えてきてわかりやすいと思います。

歴史的建造物もあるし近代的な海峡大橋も、そしてアウトレットモールもあるので観光地としても最適ですよ。

 

ぜひ立ち寄ってみてください!

 

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