神戸から関空へ!船やバスなどタイプ別おすすめルートを紹介します!

関西から海外へは関西国際空港(関空)を利用します。
大阪湾の海の上にある国際空港ですが神戸から関空へはどうやって行くのか。

今回は電車・バス・船・タクシーを使った行き方とそれぞれのメリットデメリットなど実体験も含めて紹介します。

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電車での行き方

電車の場合、関空には南海電鉄とJRの2つのルートがあります。

南海電鉄は南海電気鉄道の略。

主に大阪の南部と和歌山・関空・高野山(世界遺産)とをつなぐ関西を代表する私鉄です。

 

ちなみに神戸には南海電鉄が走っていませんが、神戸からは阪神電車と南海電鉄のセットで行けます。
(阪神三宮駅ー大阪難波駅(阪神電車)→なんば駅(南海電鉄)ー関空というルートになります)

また通常だと片道1340円ですが、「関空アクセスきっぷ」という片道1130円(200円お得!)の割引チケットも販売していますので利用の際は三宮の阪神電車窓口で問い合わせする方がお得です。

 

またJRでも行くことが可能。その場合は大阪駅で乗換です。

(JR三ノ宮駅ー大阪駅ー関西空港駅のルート。大阪環状線の関西空港行きでラクラク)

こちらの場合だと片道1740円。差額は関空アクセスきっぷと比較すると580円。

 

JRと南海を比較すると、

南海電鉄

とにかく安く行ける!

他の行き方も含めて三宮ー関空ルートで最安値。

JR

乗り換えがわかりやすい。

大阪駅についたら1番ホームへ。

JRの乗り換えがわかりやすい理由は、阪神ー南海ルートで乗り換えるなんば駅が非常にわかりにくい駅 でして、
1:JR「難波駅」
2:近鉄、阪神「大阪難波駅」←これも使う。
3:南海線「なんば駅」←これ使う。
4:御堂筋線「なんば駅」
5:四つ橋線「なんば駅」
6:千日前線「なんば駅」

と、「なんばえき」が6つもあるのでどの改札が正解か非常にわかりにくい!安さの魅力は半端ないですけどね。

ちなみにかかる時間は乗り換え待ちも含めてどちらも約2時間程度です。

電車利用のメリット

電車のメリットはやはり安い!

 

「関空アクセスきっぷ」は片道1130円、JRは片道1740円というのは紹介しましたが、他のルートと比べると断然安いです。

 

ちなみに他のルートの片道料金
リムジンバス:1950円
ベイ・シャトル:1850円+ポートライナー
専用タクシー:2500円~(乗車場所による)

移動費を極力抑えたい人には電車ルートが一番おすすめです。

電車のデメリットは?

そんな電車ルートのデメリットは…大きな荷物を持ち歩くこと 。

バスやタクシーと違って荷物の置き場に困るのが電車です。重たいキャリーバッグをコロコロ駅まで持っていくのもけっこう疲れますしね。

特に朝夕の通勤通学時に関空へ向かう場合は混雑度合いが半端ないので時間をさける方がいいでしょう。

リムジンバスでの行き方

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リムジンバスって和製英語だそうですね。三宮ー関空の乗車時間は1時間~1時間20分程度

 

バスの移動は乗車場所も三ノ宮駅前ですし、降車場所も関空の入り口前なので本当に便利です。

また荷物も2個まで預けれるのでのんびりリラックスしながら向かうことができます。

ちなみにチケットは三ノ宮駅前の乗り場付近にある自動券売機で購入できます。

バス利用のメリット

バス利用のメリットは、荷物を預かってくれて、身軽に乗車できる点

しかも直行便のため乗ったら到着まで待つだけ。

乗り場も三ノ宮の駅前なので非常に便利です。

バスのデメリットは?

そんなバスのデメリットですが、渋滞による遅延の可能性 があります。

バス会社もそこは考えてスケジュールを考えてるそうですが、やはり一般道などでの遅延の可能性はどうしてもあります。
そして飛行機に間に合わなかった場合は自己責任がほとんど。

ですので時間ギリギリとかではなく余裕を持って向かう必要があります。

船(ベイ・シャトル)での行き方

出典元:https://www.kobe-access.jp/

ベイ・シャトルは関空と神戸空港をつなぐ連絡船

港町っぽく船を使って関空に行く独特なアクセス方法です。

乗船時間は約30分。早い。
チケットも片道1850円。

テーマが「はやい」「おトク」とかかげていますが、そのテーマに恥じない時間と料金のルートです。

船で行く場合のメリット

 

車を持っている人は絶対にここでしょ!?というくらいベイ・シャトルには大きなメリットがあります。

それが、ベイ・シャトル専用駐車場代が旅行中ずっと無料!!

つまり、家から車に乗ってきて、駐車場に停めたまま海外旅行を楽しんでも駐車場代は無料。
帰国してきたらそのまま停めてあった車で帰れます!
(駐車期間が30日を超える場合は事前申請が必要)
もちろん24時間出し入れ可能

注意点としては、神戸空港ターミナルの駐車場とベイシャトル駐車場が別 ということ!

誤って神戸空港の駐車場に停めてしまうと料金発生しますので間違えないでください。
ベイシャトル駐車場へはポートアイランドから神戸空港島への連絡橋(スカイブリッジ)を渡ってすぐの信号を右折!

船で行く場合のデメリットは?

デメリットですが、天気が荒れている時は欠航します。
その場合も代替バスが出ますので無駄にはなりませんが、時間が約90分もかかりますので余裕を持って動いていないと飛行機に間に合わなくなります。

特に台風シーズンの場合は注意が必要ですね。

 

天候に関してはどうにもなりませんが、事前に予約された場合は前もって連絡してもらえますのでチケット購入は事前予約がおすすめです。

予約および問い合わせ連絡先:078-304-0033

 

タクシーはおすすめ?

出典元:https://shuttle.mk-group.co.jp/

空港へのルートでもう一つの方法がタクシーです。
三ノ宮駅前から関空までだと莫大な金額になりますが、乗り合いタクシーだと金額をかなり抑えられます。

 

MKスカイゲイトシャトル」というのがMKタクシーが提供している乗り合いタクシーで、通常のタクシーだと1万~2万以上はかかるところ、スカイゲイトシャトルだと乗車エリアで金額が決まっています。

対象エリア(全部1人あたりの価格)
2500円:芦屋市と神戸市(中央区・東灘区・灘区・兵庫区・長田区)
3000円:神戸市(須磨区・北区)
3500円:神戸市(垂水区)
4000円:神戸市(西区)
※ 利用2日前の18時までの事前予約が必須!

荷物に関しては手持ち荷物は縦横高さ3辺の長さが合計1メートル以下で2つまで無料、スーツケースなど大型は3辺の合計が2メートル以下1つまで無料です。

予約された遠方の方から順に拾っていく形で関空を目指していくので、一番遠方の西区などからだと合計3時間くらいかかります。
しかし当日は自宅まで迎えに来てくれるのでスーツケースをゴロゴロ運ぶ手間が一切なくなるのが非常にうれしいですね。

タクシーで行く場合のメリット

やっぱり自宅から乗っていけることですね。
MKタクシーの場合は自宅まで迎えに来てくれますので非常に便利!そして気付いたら関空ですからね。

これは本当に楽。

 

また金額も一番高い西区でも4000円で乗って行けます。

金額が高いイメージのタクシーも乗り合い形式で安く使えるのがスカイゲイトシャトルのメリットです。

タクシーでのデメリットは?

デメリットは時間とエリアです。

時間ですが、西区や垂水区からだと2時間強から3時間くらいかかります。
空港のチェックインですが飛行機出発の2時間前の理想なのでトータル4時間強から5時間程度を考えていないといけない計算になります。

ですので、フライト時間によってはめちゃめちゃ早い時間の出発になります。

 

またエリアに関しても対象エリア以外は利用できない点がデメリット。
紹介した芦屋市と神戸市でも一部断られるエリアがあるみたいですよ。

自分の家が対象エリアなら非常に魅力的なサービスですが、これだけは乗り合いタクシーなので仕方がありませんね。

 

さいごに

以上4つの関空ルートを書きましたが、それぞれメリットがあってどれがお得なのか分かりにくい点もありますので、私の個人的主観にもなりますがタイプ別おすすめルートをまとめました。

タイプ別おすすめルート

車がある人:ベイ・シャトルルート
(旅行中はずっと駐車場代が無料!また車だと荷物を運ぶ手間もかからず乗船時間も短くておすすめ)
MKシャトルのエリア内の人:乗り合いタクシールート
(自宅まで迎えに来てくれるのでお勧め!)
スーツケースの大きさがめちゃでかい、もしくはめちゃ重い:リムジンバスルート
(一度三宮駅で降りてでも荷物は預ける方が絶対に楽!)
最寄り駅が新快速が停まる人:JR使用の電車ルート
(新快速は乗客は多いですが大阪乗換でも時短でいける!また新幹線を使う旅行客も多いのでスーツケース持ってる人は比較的多い)
阪神電車沿線に住んでる方:関空アクセスきっぷルート
(一番格安の関空アクセスきっぷが利用できるなら使わない理由はない!)
時間を優先するか、それとも節約か、楽していくのが一番か、人によって優先順位は異なると思いますが、もし悩んでいたら参考にしてください。

なぜ出発の2時間前到着と言われているのか

海外旅行の場合、出発時間の2時間前に旅行会社の窓口でチェックインをするように勧められます。
それは、締め切り時間がシビアで、めっちゃ並ばされるから。
私自身よく空港を使いますが、チェックインと搭乗手続きの終了時間が思っている以上に早く締め切られます。
その締め切り時間前に手続きをしようとしてもけっこう並んでいるんですよね。

まず

・旅行会社の窓口でチェックイン。並ぶ。
・次に搭乗ゲートで手荷物検査。これも並ぶ。
・そして予想外に時間がかかるのが移動時間です。
・国内線しかない地方空港と比べて関空の旅行会社の窓口から搭乗ゲートまで以上に長い。
・そして搭乗ゲートをくぐってからも長い。
これは扱っている会社や飛行機が多いため仕方のないことですが、結果、空港に到着してから予想外の時間がかかってしまいます。
そのためチェックインしてから飛行機の出発まで2時間を考えても、おそらく飲み物や食べ物、お土産品の購入する時間がないのが実情でしょう。

ですので関空到着時間はフライト時間の3時間前程度を見込んでおくのがおすすめです。

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