神戸の北野異人館!その歴史や特徴とアクセス方法を紹介!

神戸の有名な観光地の一つとして異人館があります。

 

その異国情緒あふれる町並みと、この地でしか体験できない歴史的な展示物は地方から来られた観光客にくわえ、外国人観光客も呼び寄せています。

 

 

今回はそんな神戸三宮から徒歩で行ける北野の異人館を案内します。

 

 


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神戸の北野異人館

最初に北野異人館の歴史をまとめてみたいと思います。

異人館の歴史

神戸北野にある異人館は、明治から大正にかけて建設された当時の洋風住宅街の総称です。

 

 

江戸時代が終わり明治時代となった際、鎖国だった日本が外国にいくつかの港を解放しました。その一つが現在も港町と呼ばれる神戸。

 

 

当時、神戸にやってきた外国人は港付近の海岸沿いに住むように明治政府と約束を交わしていましたが、
思っていた以上に海岸沿いの整備が追いついておらず、例外として港から離れている土地の一部にも住むことが許されました。

 

 

その一つが北野であり、その名残として残っているのが異人館と呼ばれている建物群です。

 

 

ちなみにタモリさんの番組でも取り上げられたこともあり、三宮の南側に広がっている旧居留地の番地が順番ばらばらなのも説明されていました。

旧居留地の番地がバラバラなのは居住地としての準備が追いついていなく、できて行った順に番号が振り当てられていったためだそうです。

 

 

あと明石海峡大橋の近くにある垂水区にもその名残があります。
ジェームス山という住宅地域がそれに当たります。

 

 

ジェームス山がある垂水区の塩屋という地域も大きな屋敷があり、異人館も同様、当時の異国の方々に資産家が多かったのがよく分かります。

 

 

また現在はレストランや雑貨屋などのお店として使われている館もありますが、現在もなお当時の館の主人が集めたコレクションの数々を展示していたりします。

 

 

その中には時代を感じさせる歴史的美術品も展示されていたりします。

 

ですので北野異人館というのは正確には異人館街という、館が集まっているエリアの総称となります。

 

 

 

北野異人館の特徴

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ここでは観光地として人気のある北野異人館の特徴を紹介していきます。

さまざまな洋館が点在している。

上に書いた通り異人館は当時の建築技術とデザインで立てられた洋風の館が多数残っており、
その館が現在は特徴的な名前で一般開放されていて一部無料で入場できる館もあります。

 

またその雰囲気に合わせたお店も多数開いていて、外国料理を楽しめたり、ロシアの雑貨日本で唯一ロシアの蜂蜜酒のメドブーハを販売している「いりえのほとり」や、専門的な輸入調味料などのお店もあったりします。

 

 

有名なところだと風見鶏の館でしょうか。

 

そのほかうろこの家ウィーンの館、あと有名なサターンの椅子山手八番館という館にあります。

 

 

 

サターンの椅子は知る人ぞ知る、しかしリピーターも非常に多い名所で、

椅子に座ってこまかく、詳細に願い事を強く念じると必ず叶うと言われています。

 

案内サイトのリンク貼っておきます。

神戸・北野から。異人館ネット

神戸北野異人館街

 

 

動きやすい靴がおすすめ

また建物の様式美やエリアの雰囲気も楽しめますが、異人館は急な坂道の上にあったりするので館から見下ろせる港町の風景は一見の価値があるものばかりです。

 

 

ただこれが、けっこうな坂道でして。
ちょっとしたハイキングな感じにもなりますね。

 

 

 

異人館を探索する場合はスニーカーのような動きやすい靴で行かれるのをおすすめします。

たまに見かけますがヒールの高い女性はけっこうしんどそうですよ。

 

 

 

異人館へのアクセス

異人館への行き方ですが、
前述したとおり異人館という一つの建物ではなくエリアの総称なので、そのエリア近辺への行き方になります。

 

 

ちなみにこちらの外部サイトにもアクセスが載っていますが、北野異人館へのアクセス

個人的なおすすめの行き方も以下に紹介します!

徒歩の場合

まず、JR三宮駅、阪神三宮駅、阪急三宮駅どこでも下りて結構なので、生田神社まで向かいます。

 

 

そして生田神社の入り口まで行けば、その左側にゆるやかな上り坂があるので信号までずっと歩き、
(ちなみに生田神社の近くにある「農業高校レストラン」という飲食店は野菜がとても美味しいですよ)
その信号も渡ると、その道がハンター坂と呼ばれる坂になります。

 

 

このサイトの真ん中左側にある道がハンター坂です。
異人館早わかりマップ

 

 

そのハンター坂を上ったところが北野通りとよばれるメインストリートになるので、その道を右にまっすぐ歩いて行くと北野異人館の案内所が見えてくるでしょう。

その付近が異人館のエリアになります。

 

 

 

ちなみに途中にあったハンター坂にある「baron」(バロン)という炉窯のお店も最高に美味しいお店です。 こちらの記事(北野baronに行った体験記) でも書いていますが本当の神戸牛を食べれます。

 

タクシーでも行ける

また目的の館が決まっている場合は三宮の駅前からタクシーでも行けます。

 

 

タクシーの運転手もよっぽどの新人さんではない限り、北野異人館の細くて急な坂道をすいすい走ってくれます。
よくそんな道まで走っていけるなー。と関心するくらいです。

 

 

タクシーの値段ですが私が使った時は900円未満でした。
乗り場や目的の館にもよりますが、1000円くらいじゃないでしょうか。

 

 

北野異人館に駐車場はある?

あいにく北野異人館に専用駐車場はありません。

 

途中の有料コインパーキングを使う形になりますが、けっこう満車になっているケースが多く、

個人的には三宮駅前の市営駐車場に停めて向かう方が確実なのでオススメですよ!

まとめ

以上が異人館の紹介になります。

 

 

といっても異人館は個々の館やお店が素敵なため、エリアの紹介のみになりましたが、
お店や館の中に入らなくても坂から見える景色や異人館エリアの雰囲気だけでも楽しめると思います。

 

 

気をつける点は動きやすい、歩きやすい服装くらいなので、神戸に立ち寄った際はぜひ観光してみてください。

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